2020-03-29 読書記録83(2020年16冊目) リヴァイアサン1 トマス・ホッブズ 著 岩波文庫 2020/03/29 読み始めたばかりだが、ホッブズは国家を人間に似せた人工人間として構想している。重要なことは、国家が人工として意識されていることだ。この考えは、日本の伝統がなんとやら、と言いたがるロマン主義者には、屈辱的な思想であろう。 第一巻、読了。コモン・ウェルスのための主権の絶対的な確立のためには、人間の様々な特徴を論じることが、とても極めて重要なようだ。 ホッブズによって人間の虚飾が剥ぎとられる。 リヴァイアサン〈1〉 (岩波文庫) 作者:T. ホッブズ 発売日: 1992/02/01 メディア: 文庫