2021-01-01から1年間の記事一覧
読書期間8月4日~9月28日 私は、読んでいる途中から、うつ状態になり、読書どころではなくなり、読み通すのに約1か月半くらいかかった。うつ状態になったのは、私の持病の双極性障害だからであり、本書とはむろん、関係ない。 本書が取り上げる主題は、神や…
読書期間7月18日〜8月3日 村木厚子氏が検察に逮捕され、何をしたか、または公務員時代、何をしたか、そして退官後、何をしたか、自分で自分を語りおろすエッセイです。 日本型組織の病を考える (角川新書) 作者:村木 厚子 KADOKAWA Amazon
読書期間 7月11日〜7月18日 不祥事が起きるとコンプライアンスを守れ、とか、法令遵守せよ、というマスコミや世論の声がかえって日本を法治国家でなくさせている、という出色の評論です。 「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書) 作者:郷原 信郎 新潮社 Ama…
6月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:729ナイス数:5人間形成の日米比較―かくれたカリキュラム (中公新書)の感想日米の小学校での教育をつぶさに観察し、その結果、日米の人間形成の違いを丹念に分析した素晴らしき本です。読了日:06月27日 著…
読書期間6月27日~7月4日 国際感覚とは自分の足元からみつめること、と本書で記述されています。 特にほかに感想はありません。ごめんなさい。 国際感覚ってなんだろう (岩波ジュニア新書) 作者:渡部 淳 岩波書店 Amazon
読書期間6月20日~27日 日米の小学校での教育をつぶさに観察し、その結果、日米の人間形成の違いを丹念に分析した素晴らしき本です。 人間形成の日米比較―かくれたカリキュラム (中公新書) 作者:恒吉 僚子 中央公論新社 Amazon
読書期間6月13日~6月20日 私は、教師でもないのに、ベテラン教師の教師への指南書を読んでしまった。 著者の大村はまの教師という職業に対するプロ意識に目を瞠らされた。 新編 教えるということ (ちくま学芸文庫) 作者:大村 はま 筑摩書房 Amazon
読書期間 2021年5月24日~6月13日 日米開戦の際、言い放ったヒロヒトの「虎穴に入らずんば虎子を得ず」が忘れられない。ヒロヒト、遊び気分か?許しがたい。 本書は、従軍慰安婦について書かれていないのは、実証を本旨とする歴史学では、当時、慰安婦の存在…
5月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1242ナイス数:8オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題:「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)の感想オックスフォードやケンブリッジでは難問、奇問を面接時に…
読書期間5月19日~5月23日 オックスフォードやケンブリッジでは難問、奇問を面接時に行い、討論を試み、純粋に頭の良さをみるようだ。 難問、奇問が本書には収録されている。 お試しあれ。 オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試…
5月12日~5月18日 古代と近代がつながっていることを「天皇」を軸に解き明かす。 日本史の考え方 河合塾イシカワの東大合格講座! 作者:石川 晶康 発売日: 2004/01/21 メディア: 新書
読書期間5/9~5/12 実例をまじえつつ、小論文、卒論などを含んだ「レポート」の書き方を指南する本である。原稿用紙への書き方など、今でも通じる本でもある。 巻末の誤りやすい熟語例などの一覧表は助かる。 必読書ともいえる。 レポート・小論文・卒論の書…
4月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1225ナイス数:6民主主義 (角川ソフィア文庫)の感想民主主義とは何か。本書ではそれは政体ではあるが、人々の心にある、と言い切る。 いくら政治制度が民主主義に見えようが、精神が伴わないと独裁主義へ陥…
1 読書期間2021年5月5日~8日 本書には、名言がいくつかあり、私が気に入っているものをぬきだして書くと、「精神の病は不道徳が原因ではないということは精神医学の常識である。」という言葉である。この言葉で精神疾患の方は救われないだろうか。私は救わ…
2021 読書期間 4月29日~5月5日 マックス・ウェーバーとマルクス=エンゲルスの碩学である大塚久雄氏の近代をめぐる論考である。 近代化を推進するには、とりもなおさず、民衆に近代エートスが存在している必要がある、というような内容である。 封建的遺制…
読書期間4月19日~4月29日 民主主義とは何か。本書ではそれは政体ではあるが、人々の心にある、と言い切る。 いくら政治制度が民主主義に見えようが、精神が伴わないと独裁主義へ陥るのだと、論ずる。 文部省は1948年当時はましだったのだなあ。 民主主義 (…
難解な本です。 特に最終章に収録された山城むつみ氏の『生産協同組合と価値形態』は難解です。 しかし、読み切りました。 読書期間 4月9日~19日 可能なるコミュニズム 作者:柄谷 行人 メディア: 単行本
裁判員制度が司法破壊していくことを分析している。裁判員制度、思っていたより、恐ろしい。 読書期間 2021年4月7日~9日 裁判員制度の正体 (講談社現代新書) 作者:西野喜一 発売日: 2012/12/17 メディア: Kindle版
3月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2274ナイス数:7現代の国際政治 (講談社学術文庫)の感想米ソ二極体制をソ連、米国の両国の事情を分析しながら、二極体制の時代のはじまりから終わりまでを論じる。 この二極体制の「国際政治」を知ることが…
本書は、日本政府の諸問題を法社会学にメスを入れた本である。日本は戦前の天皇制国家から「お上」意識が社会に浸透し、そのことが日本政府の強大な官僚制、また保守政党、財界が日本を支配している「構造」を鋭くえぐりだした。日本の強大な行政権力は、司…
米ソ二極体制をソ連、米国の両国の事情を分析しながら、二極体制の時代のはじまりから終わりまでを論じる。 この二極体制の「国際政治」を知ることが、現在を知ることにもなる。 読書期間2021年3月27日~31日 現代の国際政治 (講談社学術文庫) 作者:高坂 正…
スコセッシが映画化したくなるのもわかる。 私は映画を見て、原作も読みました。 満足しました。 沈黙(新潮文庫) 作者:遠藤周作 発売日: 2013/03/01 メディア: Kindle版
5 本書は、一言でいえば祈りの書物である。 著者・加賀乙彦の人生と重ね合わせられて、説かれる科学とは?宗教とは?死とは? という人類にとって欠かせないテーマを祈りのように書かれた書物である。 私も、影響されて、本書で紹介された『歎異抄』を読み…
日本はフランシスコ・ザビエルの布教以来、秀吉の禁教令、徳川幕府の過酷な弾圧、大日本帝国政府の干渉などにより、自由な布教活動ができなかった。唯一、自由な布教活動が許された時期は織田信長が天下を取ったときというところが歴史のいたずらを感じさせ…
ごく平凡な人へ向けて書かれた聖書ガイドである。 著者は、企業人だが、聖書を相当、深く読み込んでいる。 必読してもらいたい。 迷ったときの聖書活用術 (文春新書) 作者:小形 真訓 発売日: 2005/01/01 メディア: 新書
自分自身、語学に才能がないのかもしれない、と感じた本です。 というのは、語学に興味があれば、興味深々で本書を読むのでしょうが、 途中からくたびれて、最後まで読み通すことができませんでした。 英語速修マニュアル (ちくま新書) 作者:山崎 紀美子 メ…
安倍長期政権を分析した記事がとても参考になる。 必読記事である。 『選択』は1年間契約だが、バックナンバーだと単体で買える。 『選択』連絡先は以下である。 www.sentaku.co.jp
語学を独学で学んでいるが、ブックオフで本書を見つけ、暇を見ては読んでいた。 私自身、英語を身に着ける力が弱すぎるかもしれないと感じた。 中学版 速読英単語 高校入試突破のための必須1300語 作者:風早寛 発売日: 2011/04/01 メディア: 単行本(ソフト…
2月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1420ナイス数:21人間の叡智 (文春新書 869)の感想佐藤優氏は、現在、新・帝国主義の時代と捉え、我々、日本人の生き残り方を見つけていく。 基本的に反革命が佐藤優氏の立場だから、ある意味、リアルに見…