ホッブズは、ただ集まった人々は群衆と捉え、人民と違うと考えている。 第2巻目は国家政体の構想や分析に踏み込む。それは第1巻の人間の諸特性を踏まえての洞察である。 ホッブズは臣民という単語を使用しているので、「王権派」のように見えるが、イギリス…
読み始めたばかりだが、ホッブズは国家を人間に似せた人工人間として構想している。重要なことは、国家が人工として意識されていることだ。この考えは、日本の伝統がなんとやら、と言いたがるロマン主義者には、屈辱的な思想であろう。 第一巻、読了。コモン…
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