読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

読書記録161 (2021年26冊目) 民主主義 文部省著作教科書 文部省 著

読書期間4月19日~4月29日 民主主義とは何か。本書ではそれは政体ではあるが、人々の心にある、と言い切る。 いくら政治制度が民主主義に見えようが、精神が伴わないと独裁主義へ陥るのだと、論ずる。 文部省は1948年当時はましだったのだなあ。 民主主義 (…

読書記録160(2021年25冊目) 可能なるコミュニズム 柄谷行人編著 太田出版 

難解な本です。 特に最終章に収録された山城むつみ氏の『生産協同組合と価値形態』は難解です。 しかし、読み切りました。 読書期間 4月9日~19日 可能なるコミュニズム 作者:柄谷 行人 メディア: 単行本

読書記録159(2021年24冊目) 裁判員制度の正体 西野喜一 著 講談社現代新書

裁判員制度が司法破壊していくことを分析している。裁判員制度、思っていたより、恐ろしい。 読書期間 2021年4月7日~9日 裁判員制度の正体 (講談社現代新書) 作者:西野喜一 発売日: 2012/12/17 メディア: Kindle版

2021年3月読書記録

3月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2274ナイス数:7現代の国際政治 (講談社学術文庫)の感想米ソ二極体制をソ連、米国の両国の事情を分析しながら、二極体制の時代のはじまりから終わりまでを論じる。 この二極体制の「国際政治」を知ることが…

読書記録158(2021年23冊目) 法とは何か 新版 渡辺洋三 著 岩波新書 

本書は、日本政府の諸問題を法社会学にメスを入れた本である。日本は戦前の天皇制国家から「お上」意識が社会に浸透し、そのことが日本政府の強大な官僚制、また保守政党、財界が日本を支配している「構造」を鋭くえぐりだした。日本の強大な行政権力は、司…