2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2020年8月号だが、この雑誌の記事の分析とおりに現実が進んでいることに驚きを禁じざるを得ない。
佐藤優氏は、現在、新・帝国主義の時代と捉え、我々、日本人の生き残り方を見つけていく。基本的に反革命が佐藤優氏の立場だから、ある意味、リアルに見ている。 内容は半端なく難解だが、文章は読みやすいので、2日で読めた。 難解と2日で読めた、というの…
ゴーゴリーの「外套」は黒澤明の「生きる」を想起させるヒューマニズムあふれる作品である。 「鼻」はユーモラスな小品で、ロシアの圧政に苦しむ人民の「癒し」になったのではないか。 すばらしい小説を堪能できた。 外套・鼻 (岩波文庫) 作者:ゴーゴリ 発売…
1月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2071ナイス数:12速読英単語 (1) 必修編 改訂第5版の感想 生活の合間に時間を見つけては、英語を独学で学ぼうと考え、適当にブックオフで本書を見つけ、買ってきて、文章を読んだり、書いたり、音読したり…
環境倫理を地球上の伝統思想からポストモダンに分け入り、論じる書物である。 ユダヤーキリスト教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教、老荘思想、儒教、インディアンの教え、インディオ、ポリネシア、アフリカ人らの伝統思想、ポストモダンの思想に分け入り、…
入門書にしては詳細に書いてある。なんと、最初は、本書は、カッパブックスだったのだ。当時の光文社は、凄すぎる。 マルクスとエンゲルスの思想から始まり、ベルンシュタイン、カウツキーを経て、レーニン、スターリンへと至り、中ソ論争、アメリカのマルク…
本書は、著者の父が学者であり、その学者の父ととともにハンガリーへ同伴し、それまでの「愚行」を反省し、そして、何をしてよいのかわからない息子へマルクスを読ませた結果、息子は「天然菌」と「自然栽培」のパン屋を開くまでの試行錯誤を繰り返す本であ…