読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

読書記録141(2021年6冊目)Z会速読英単語改訂第5版 風早寛 著 Z会出版 読書期間 約1年くらい

生活の合間に時間を見つけては、英語を独学で学ぼうと考え、適当にブックオフで本書を見つけ、買ってきて、文章を読んだり、書いたり、音読したりした。 同時にラジオ英会話も行った。 果たして英語力が身についたのか、自分ではわからない。 とにかく、たく…

読書記録140(2021年5冊目) 異常な契約 TPPの仮面を剥ぐ ジェーン・ケルシー 編著 農文協 読書期間2021年1月21日~31日

本書は、ニュージーランドやオーストラリアを例にあげて、極端な規制緩和、アメリカとのFTAで、ニュージーランドやオーストラリアはいかに被害を蒙ったか、など詳細にわたって18人もの著者が分析し、そしてTPPとは何か?をつきつけるきわめて重厚な一冊であ…

読書記録139(2021年4冊目) オイディプス王 ソポクレス 著 岩波文庫 読書期間1月18日~20日

フロイトのエディプス・コンプレックスは、『オイディプス王』からとられた疾患名である。しかし、私は53歳になって、はじめてこの偉大な悲劇『オイディプス王』を読み、フロイトのエディプス・コンプレックスとのずれを感じた。 フロイトは、息子が自分の母…

読書記録138(2021年3冊目) 幸福について人生論 ショーペンハウアー 著 新潮文庫  読書期間1月12日~18日

皮肉と諧謔、ユーモアが混じり、たのしめる一冊である。 しかし、改行がなく長文がひたすら続くので、読むのに難儀する。 そして、当然、哲学的な知識もそれとなく要求される。 実は、厄介な本である。 幸福について―人生論 (新潮文庫) 作者:ショーペンハウ…

読書記録137(2021年2冊目) 医者井戸を掘る 中村哲 著 石風社 2021年1月7日〜1月12日

医師・中村哲先生の男らしさと頭のよさ、そして人命救助にかける強い情熱がアフガニスタン社会に受け入れられ、タリバンさえ味方にもした。 アフガニスタンで西洋人やアメリカ人の悪口をいうものはいるが、決して、中村哲先生を悪く言う人はいない。 旱魃に…

読書記録136(2021年1冊目) テレビが伝えない憲法の話 木村草太 著 PHP新書 2021/01/04〜2021/01/07

本書は、日本国憲法をわかったつもりやわかりやすいフレーズで解釈しスローガンにしてしまう人たちを批判している。 それもまた、ユーモラスな形式で分析し、論証し、批判する。 わかったつもりの代表の一つに国民主権と三権分立である。 国民主権と三権分立…

読書記録135(2020年68冊目) 初学者のための憲法学 麻生多聞ほか著 北樹出版 2020/12/30〜2021/01/03

法に関する書物を読むと、法に対しての新しい知見を得られる。 例えば、本書では、日本国憲法は、諸外国には見られない刑事手続きの詳細な規定が定められてあり、このことが日本国憲法の特徴だというようなことが書かれてある。 また、本書は、常に日本国憲…