2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
生活の合間に時間を見つけては、英語を独学で学ぼうと考え、適当にブックオフで本書を見つけ、買ってきて、文章を読んだり、書いたり、音読したりした。 同時にラジオ英会話も行った。 果たして英語力が身についたのか、自分ではわからない。 とにかく、たく…
本書は、ニュージーランドやオーストラリアを例にあげて、極端な規制緩和、アメリカとのFTAで、ニュージーランドやオーストラリアはいかに被害を蒙ったか、など詳細にわたって18人もの著者が分析し、そしてTPPとは何か?をつきつけるきわめて重厚な一冊であ…
フロイトのエディプス・コンプレックスは、『オイディプス王』からとられた疾患名である。しかし、私は53歳になって、はじめてこの偉大な悲劇『オイディプス王』を読み、フロイトのエディプス・コンプレックスとのずれを感じた。 フロイトは、息子が自分の母…
皮肉と諧謔、ユーモアが混じり、たのしめる一冊である。 しかし、改行がなく長文がひたすら続くので、読むのに難儀する。 そして、当然、哲学的な知識もそれとなく要求される。 実は、厄介な本である。 幸福について―人生論 (新潮文庫) 作者:ショーペンハウ…
医師・中村哲先生の男らしさと頭のよさ、そして人命救助にかける強い情熱がアフガニスタン社会に受け入れられ、タリバンさえ味方にもした。 アフガニスタンで西洋人やアメリカ人の悪口をいうものはいるが、決して、中村哲先生を悪く言う人はいない。 旱魃に…
本書は、日本国憲法をわかったつもりやわかりやすいフレーズで解釈しスローガンにしてしまう人たちを批判している。 それもまた、ユーモラスな形式で分析し、論証し、批判する。 わかったつもりの代表の一つに国民主権と三権分立である。 国民主権と三権分立…
法に関する書物を読むと、法に対しての新しい知見を得られる。 例えば、本書では、日本国憲法は、諸外国には見られない刑事手続きの詳細な規定が定められてあり、このことが日本国憲法の特徴だというようなことが書かれてある。 また、本書は、常に日本国憲…