読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

読書記録78(2020年11冊目) 反天皇制論 新日本文学会編 亜紀書房 2020/02/29

天皇制へ闘うものは差別に闘うこと、差別に闘うものは天皇制へ闘うこと、という「沖縄から見た天皇制」に書かれた言葉に私は同意する。 反天皇制論 (1975年) メディア: -

読書記録77(読書記録2020年10冊目)  ほんとはこわい「やさしさ社会」 森真一 著 ちくまプリマ―新書 2020/02/22

やさしさには争いをあらかじめ避けたがる予防的やさしさと、間違えたり失敗しても謝罪ができて素直に受け入れられるやさしさがある。 日本社会では、後者の謝罪を認めるやさしさが非常に劣ってしまい、息苦しい社会になってしまっている。その原因が「予防的…

読書記録76(2020年9冊目) Z会速読英単語 改訂第4版 風早寛 著 Z会出版 2020/02/22

読書というより語学勉強をしていたのです。 速読英単語1 必修編 改訂第4版 作者:風早 寛 出版社/メーカー: Z会 発売日: 2004/11 メディア: 単行本

読書記録75(2020年8冊目) 平気でうそをつく人たち M.・スコット・ペック 著 草思社文庫

( ソンミ村虐殺をケースにして集団の悪を論じる章は何度も読み返したくなる。 集団の悪を論じたソンミ村虐殺の章は瞠目すべき文章だが、他の章の人間個人の邪悪性についての探求した認識を我々が本書を読むことで人間に対し、必要以上に善意を抱かなくなるの…

読書記録 2020年1月の冊数

1月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2980ナイス数:3外国人とのコミュニケーション (岩波新書)の感想著者は、チェコのプラハ生まれで、現在はオーストラリアで日本語を教えている方です。 著者は外国人は二重文化能力を要すると述べています。…

読書記録74(2020年7冊目)  なぜヒトの脳だけ大きくなったのか 濱田 穣 著 講談社ブルーバックス

農耕民の前を、狩猟採集民と人類を呼ぶが、本書で初めて知ったが、採集狩猟民ではないか、という説もあることを知った。 脳は脂肪であることも本書で知った。 人類学的への興味がわいてきます。 なぜヒトの脳だけが大きくなったのか 人類進化最大の謎に挑む …

読書記録73(読書記録6冊目)  ヒトは「いじめ」をやめられない 中野信子 著  小学館新書 2020/02/02

73 人は進化の過程で「いじめ」を獲得したのである。 それはなぜ、獲得されたのか。 人が生きるには「集団」を形成するしかなく、その「集団維持」こそが生命線であり、集団行動を乱すものが存在すると、死に直結することもあるので、いわば制裁行動として「…

読書記録72(2020年5冊目) 大人のための精神分析入門 妙木浩之 著 PHP新書 2020/02/02

本書には恐るべきことが書かれてある。精神障害や発達障害を薬物治療してしまうと、パワーアップさせてしまうということである。 精神分析はまだまだ進化過程の学問であることがわかるし、現実に使える「知」であることも本書でわかる。 大人のための精神分…

読書記録71(2020年5冊目)  外国人労働者新時代 井口泰 著  筑摩新書 2020/02/02

( 日本へ渡航し、労働者として働く外国人労働者の実態とその諸問題を分析し、解決の糸口を見出す本です。 外国人が来るから仕事が奪われる、というようなことを言う人に本書を、是非、読んでもらい、事実に触れ、偏見を取り除いてもらいたいです。 外国人労…