2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
90 アベノミクスを客観的事実で検証し、実は全く、経済政策として大失敗だったことを証明してしまった本である。さらに、アベノミクスはGDPかさ上げまでしている。 安倍政権は、アベノミクスのころから、嘘に嘘を重ねてきた政権であることもわかる。 アベ…
8989 ペストに襲われたフランスの植民地・アルジェリアの一都市であるオランでの医師の奮闘を描く。 ペストは、ネズミの大量死亡から始まった。 そして、人間へ伝染する。 再読して、人間のあり方を見つめたくなる本である。 ペスト (新潮文庫) 作者:カミュ …
本書で初めて知ったのだが、コールセンターは高温多湿であり、ずっとしゃべり続けるからウイルスの培養土なのである。初日早々にインフルエンザにかかってしまい倒れた若者のエピソードも書かれてある。 著者は、人間観察が巧みな人であることは間違いないし…
日本国内における防災で言われてきた安全対策が実は多くは間違いであることが検証され、確実な安全対策を述べていきます。 全国民、必読書です。 本書で書かれた記事で印象的な文章があります。アメリカでは地震が起きた場合、住民の皆さんはガスを消してく…
86 ホッブズは、アダムが、食べた後、神の脅しどおりに死なずに900年もいきたことがわからない、と鋭い疑問を述べている。 正直言って、第三巻と第四巻は、聖書や教会権力に対する批判なのであるが、神学がわからない私には一体、何を書いているのかがわから…
3月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1915ナイス数:14リヴァイアサン〈2〉 (岩波文庫)の感想第2巻目は国家政体の構想や分析に踏み込む。それは第1巻の人間の諸特性を踏まえての洞察である。 ホッブズは臣民という単語を使用しているので、「王…
教会権力を分析し、批判している。 コモン・ウェルスとの信約の背景には教会権力とは何か?聖書とは何か?という神に対する分析がある。 我々が、普段、何気なく、使用する社会契約的な思考には、ユダヤ=キリストの神との契約という概念が土台として存在す…