読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

読書記録23 労働者の法律問題 後藤昌次郎 著 岩波新書 2019/03/30

最初から突っ込んだ問題から始めている。これは凡百の労働本ではない、と私は断言する。 本書を読むと団結権が生まれた歴史的経緯までわかる。 労働組合がなぜ労働者にとって必要かを根本的に書いてある。 それは、生存のための権利、だからだ。 余りにも本…

読書記録22 人間マルクス ピエール・デュラン 著 岩波新書 2019/03/10

1971年、岩波新書で刊行された本書にも、マルクスの墓は暴漢によって破壊されたと書かれてある。最近もマルクスの墓は落書きをされた。マルクス、憎まれやすいのか。 本書は、マルクスとその妻ジェニーとの愛を巡って書いてある。結婚する前のジェニーのマル…

読書記録21 君たちはどう生きるか 吉野源三郎 著 岩波文庫 2019/03/10

主人公コぺルの友人・浦川くんは豆腐屋のせがれだが、それを「貧しき友」という章のタイトルにするそのセンスの悪さにあきれました。 とはいえ、友情や裏切りという道徳的概念をわかりやすく教えるには、本書が最適かと私は判断します。 そして、もう一つわ…

読書記録20 「天下り」とは何か 中野雅至 著 講談社現代新書 2019/03/06

本書を読んでわかったこと。 ・天下りは公務員の老齢年金が海外に比べて低いから行われてしまうこと。 ・天下りを公務員全員が行なっているわけではなく、中には自主的に再就職を目指す者もいるということ。 ・天下りした先で退職し退職金をもらい何社か周り…

読書記録19 障害年金というヒント 中井宏 監修 最強の社労士チーム 共著 三五館 2019/03/04

誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント 作者: 岩崎眞弓,白石美佐子,中川洋子,中辻優,吉原邦明,中井宏 出版社/メーカー: 三五館 発売日: 2014/03/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 本書は読んだほうが良い、というか、読む…

読書記録 2月まとめ

今回はあまりにも読書冊数が少ない。 「天皇制に関する理論的諸問題」を読むのが困難だったからだ。だが、本書のおかげで天皇制について何が問題点であるかもわかった。 本書はもっと広く知られてよい。 天皇制に関する理論的諸問題 (1970年) (三一選書) 作…

読書記録18 人に強くなる極意 佐藤優 著 青春出版社 2019/03/02

佐藤優がいかに良心的な人かわかる本ですね。 社会性がないとかそういうことで悩んでいる人は佐藤優のこの本を読んで「生き方」を学んだ方がいいですね。

読書記録17 インチキ科学の解読法 マーティン・ガードナー 著 光文社 2019/03/02

疑似科学を徹底批判する本です。 フロイトを文学的素養がある偉人ではあるがその功績は推測という評価は面白い。 もっと面白かったのはニュートンだ。 ニュートンは錬金術と聖書予言解読に人生をささげた人であり万有引力の発見はニュートンからしてみたら余…