2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
著者は、憲法委員会のメンバーであった高野岩三郎の実兄である。その実兄が日本で最初の労働組合を作ったのである。 著者・高野房太郎はアメリカに住んでいるとき、労働運動に目覚め、アメリカ総労働同盟の創始者・ゴンバーズの知己を得て、日本でのオルグ担…
3月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1587ナイス数:29労働者の法律問題 (1963年) (岩波新書)の感想 本書を読むと団結権が生まれた歴史的経緯までわかる。 労働組合がなぜ労働者にとって必要かを根本的に書いてある。 それは、生存のための権利…
労働省ができたのはGHQ占領日本での社会党片山内閣のとき、激越な労働運動に対応した苦肉の策だったことも本書で私は初めて知った。 本書は労働運動からみた経済史ともいえる。 本書は昭和20年代から30年代にかけての労働運動を中心に書いてあるが、そのとき…