読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録67(2020年1回目)  労働判例百選  村中孝史・荒木尚志 編 有斐閣 2020/01/12 

67 判例120が収録されています。 読みとおすのに、私は2019年12月前半からかかり2020年1月10日に読み終えました。 判例分を120も読むのは人生、初めてです。 ある種の達成感がありました。 別冊ジュリスト No.197 労働判例百選 第8版 作者: 出版社/メーカー:…

読書記録 2019年に読んだ本 58冊

2019年の読書メーター読んだ本の数:58読んだページ数:15383ナイス数:126会社コンプライアンス―内部統制の条件 (講談社現代新書)の感想民主主義とは権力者を監視するシステムだという民主主義の基本から解き明かし、日本の会社がいかに「和の精神」から脱…

読書記録66 労働時間・休日・休暇の法律実務 全訂三版 安西 愈 著 中央経済社 2020/01/02

66tyo 本書は、労働行政の現場に携わった元役人が労働法について紛争などをどう判断するか、対処するか、を理解できる一冊です。 ちなみに休日と休暇は労働法、労働行政では厳密に区分されていることも本書で理解できます。 休日は労働者が労働義務が付与…

読書記録65 労働組合法 第2版  西谷敏 著 有斐閣 2020/01/02

労働組合の意義について、法を通じて解説しています。 本書には様々な労働紛争の事例が紹介されており、司法はどう見たか、ということもわかります。 労働組合法の本ですが、結果的に法を加味した闘争方法を学べます。 労働組合法 第3版 作者:西谷 敏 出版社…

読書記録64  労働法の世界[第10版] 中窪裕也 野田進 著 有斐閣 2020/01/02

労働法の基礎知識を得られます。 そして、その理解を助ける本です。 労働法の世界 第10版 作者:中窪 裕也,野田 進 出版社/メーカー: 有斐閣 発売日: 2013/04/12 メディア: 単行本(ソフトカバー)

読書記録63 会社コンプライアンス  伊藤真 著  講談社現代新書 2019/10/22

民主主義とは権力者を監視するシステムだという民主主義の基本から解き明かし、日本の会社がいかに「和の精神」から脱し、コンプライアンスを基礎とした会社へと変化を促す本です。 会社コンプライアンス 内部統制の条件 (講談社現代新書) 作者: 伊藤真 出版…

読書記録61 法とは何か 法思想史入門  長谷部恭男 著 河出書房新社 2019/10/22

法に対する基本理解ができる書籍です。 プラトン、アリストテレス、ロック、ホッブズ、カント、ルソーなどの法に対する思想を著者は読み取り、一種の西洋法思想史ガイドブックとしても読めます。 法とは何か---法思想史入門 (河出ブックス) 作者: 長谷部恭男…

読書記録62 反論する技術 反論されない技術 木山泰嗣 著 ディスカバー21 2019/10/22

交渉力を身につけなければならない人には必携の本だと私は考えます。 図解 弁護士だけが知っている 反論する技術 反論されない技術 ハンディ版 作者: 木山泰嗣 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2017/07/13 メディア: 単行本(ソ…

読書記録60 自滅する選択 池田新介 著 東洋経済新報社 2019/10/09

行動経済学で、今日もらう1万円より来年もらえる2万円を選ぶ人の方が「賢明」だ、と定義しようが、支払いは待ってくれないから今日もらえる1万円を人々は選択せざるを得ないのではないのか。行動経済学は、ホモエコノミクスという古典派経済学の主体を現代風…

読書記録59 翔太と猫のインサイトの夏休み 永井均 著 ちくま学芸文庫 2019/10/09

哲学的に考えるための重要な本です。 翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫) 作者: 永井均 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2007/08/01 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (75件) を見る

読書記録58 総合英語 New Edition be いいずな書店 2019/10/09

この英文法書も読んでいました。 総合英語be 作者: 平賀正子,鈴木希明 出版社/メーカー: いいずな書店 発売日: 2014/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る

読書記録57 総合英語Forest6th 桐原書店 2019/10/09

実は9月いっぱい、この英文法書を読んでいました。 総合英語Forest 6th edition 作者: 石黒昭博 出版社/メーカー: 桐原書店 発売日: 2009/12/04 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 66人 クリック: 554回 この商品を含むブログ (84件) を見る

読書記録56 成人のADHD臨床ガイドブック ロバート・J・レズニック 著 東京書籍 2019/08/31

私は本書を読んで、自分自身、ADHDであることを確信した。 私は中枢神経刺激薬で私は症状をおさえているだけである。 成人のADHD 臨床ガイドブック 作者: ロバート J.レズニック,大賀健太郎,霜山孝子,紅葉誠一 出版社/メーカー: 東京書籍 発売日: 2003/0…

読書記録55 核軍縮への新しい構想 湯川秀樹 朝永振一郎 豊田利幸 編 岩波書店 2019/08/31

湯川秀樹さん、朝永振一郎さん、日本を代表する物理学者の二人が核抑止論を否定しています。 核廃絶のための必読書と言えます。 核軍縮への新しい構想 (1977年) 作者: 湯川秀樹,朝永振一郎,豊田利幸 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1977/08 メディア: ? …

読書記録54 新版報復でなく和解を 秋葉忠利 著 岩波現代文庫 2019/08/18

広島元市長の核廃絶、平和への発言、行動がこの1冊に凝縮されています。 広島元市長の核廃絶の確信が伝わる。 そして、国の不手際を批判する。 唯一の被爆国であるのに、核廃絶を言えない日本政府を激しく批判する。 素晴らしい本だ。 新版 報復ではなく和解…

読書記録53 ヒロシマ・ノート 大江健三郎 著 岩波新書 2019/08/15

大江健三郎が1963年、広島に降り立ち、広島原爆について考えをめぐらした本です。 大江健三郎の怒りが凝縮されています。 ヒロシマ・ノート (岩波新書) 作者: 大江健三郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1965/06/21 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: …

読書記録52 国家悪 大熊信行 著 論創社 2019/08/11

な 様々な評論家、学者、作家などの論説や作品を検討し、分析し、国家とは何か、政治とは何か、愛国とは何かをつきつめて問う国家と人間の関係を探る評論集です。 国家悪―人類に未来はあるか 作者: 大熊信行 出版社/メーカー: 論創社 発売日: 2011/07 メディ…

読書記録 2019年7月読んだ本

7月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:2523ナイス数:18ブラック企業、世にはばかる (光文社新書)の感想転職支援コンサルタントが書いた日本企業の構造的問題をえぐる。 労働法的なことは書かれていないが、なぜ、多くの企業がブラック企業にな…

読書記録51 ナビゲート!日本経済 脇田成 著 筑摩新書 2019/08/04

あ 本書でズバっと書いてある。 賃金を上げればマクロ経済はよくなる、と。 企業の内部留保ばかり増えることがマクロ経済的に良いことか、と。 ナビゲート!日本経済 (ちくま新書) 作者: 脇田成 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2010/01 メディア: 新書 購…

読書記録50 ストレスに負けない生活 熊野宏昭 著 ちくま新書 2019/08/04

ストレスにかかりやすい人は、責任転化する人だと本書は述べている。 その説からある人物を思い出す。おなかいてて、で首相を放り投げた人です。 納得できる。 ストレスに負けない生活―心・身体・脳のセルフケア (ちくま新書) 作者: 熊野宏昭 出版社/メーカ…

読書記録49 日本人が誤解する英語 マーク・ピーターセン 著 2019/08/01

これこそ英語の基礎力が身に付く本です。 学校の受験英語よ、さらば。 日本人が誤解する英語 (光文社知恵の森文庫) 作者: マークピーターセン,Mark Petersen 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2010/08/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 16回 この商品…

読書記録48 ブラック企業、世にはばかる 蟹沢孝夫 著 光文社新書 2019/07/28

転職支援コンサルタントが書いた日本企業の構造的問題をえぐる。 労働法的なことは書かれていないが、なぜ、多くの企業がブラック企業になっていくかが転職支援の体験から抽出して書いています。 ブラック企業、世にはばかる (光文社新書) 作者: 蟹沢孝夫 出…

読書記録47 心が折れる職場 見波利幸 著 日経プレミアシリーズ 2019/07/26

本書は、心が折れてしまう職場とは、一定の共通点があることを示している。 それは、一言で言えば、上司が部下の作業に無関心ということだ。 例えば、普段から、パワハラみたいな体育会系上司で、部下が心が折れてしまうかというとそうでもないのである。部…

読書記録46 「うつ」からの社会復帰ガイド うつ・気分障害協会 編  岩波アクティブ新書 2019/07/26

本書は、うつ病やうつ状態にかかり、休職中の生活、病気との付き合い方、そして復職までの社会復帰を導くよき本であることは間違いない。 しかし、本書のような社会復帰は現在の劣化した労働環境では、「理想」とすら言えるのである。会社側は復職した従業員…

読書記録45 治す!うつ病、最新治療 リーダーズノート 編 リーダーズノート 2019/07/26

光トポグラフィーで可視化し、TMS治療、認知行動療法でうつを克服する利点を記述している。 かといって抗うつ薬を敵視もしていない。 比較的、バランスがある記述で、安心して読めます。 治す! うつ病、最新治療 ──薬づけからの脱却 作者: リーダーズノー…

読書記録44 ここまで来た!うつ病治療 NHK取材班  宝島社 2019/07/26 

TMS治療の利点を伝える箇所は、確かにうつ病患者に朗報を与える記述だが、いかんせん、保険適用が、既存の抗うつ剤の治療で効果が認められなかった成人に限られるのである。保険適用ができる医療機関は、精神科を標榜している医者や常勤の専門医がいるこ…

読書記録43 外務省に告ぐ 佐藤優 著 新潮文庫 2019/07/18

以前から、私は佐藤優はマルクスも論じることができ、なおかつ、右寄りの主張もできるのかが、不思議だった。本書の「亡き母にとって沖縄と日本」を読み、私はその不思議がすっきりした。 そして、佐藤優は月間1000枚を原稿に書ける驚異的な持ち主だが、その…

読書記録42 枝野幸男、魂の3時間大演説 ハーパー・ビジネス・オンライン 編 扶桑社 2019/07/17

現在、参院選選挙真っ最中のさなかですが、改めて枝野幸男氏の演説をまとめた本書を読み、選挙投票先を決める判断材料にすべきだと思います。 本書は、簡潔に安倍政権の問題点を指摘しています。 安倍晋三が枝野を嫌がる理由も本書を読めばわかります。 枝野…

読書記録41 ヒトの本性 川合伸幸 著 講談社現代新書 2019/07/13

本書は、人間に希望を与える本と言ってよい。 なぜなら、ヒトの本性とは、協力行動をすることだ、ということだからだ。 ヒトの本性は「利他」なのだ。 ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか (講談社現代新書) ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか (講談…

読書記録40 法律を読む技術・学ぶ技術 吉田利宏 著 ダイヤモンド社 2019/07/12

法律の読み方を「かつ」「又は」といったレベルから教える本です。 実務家向けです。 元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[第2版] 作者: 吉田利宏 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2007/04/06 メディア: 単行本 購入: 33人 クリック…