読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録43 外務省に告ぐ 佐藤優 著 新潮文庫 2019/07/18

f:id:adhddeshita:20190715192620j:image

以前から、私は佐藤優マルクスも論じることができ、なおかつ、右寄りの主張もできるのかが、不思議だった。本書の「亡き母にとって沖縄と日本」を読み、私はその不思議がすっきりした。

そして、佐藤優は月間1000枚を原稿に書ける驚異的な持ち主だが、その才能も「亡き母にとって沖縄と日本」を読み、納得できた。それは琉球語にとっての「魂」を表す「マブイ」に関わることなのだ。

もっとも私が考えるには月間1000枚という驚異的な枚数を稼ぐにはパソコンのキーボード入力が早く正確なのだろう、と考えた。このパソコンの能力はあくまで私の憶測である。その能力こそ外務省でワープロを叩きながら訓練した結果だろう、と私は考えるのである。

 

外務省に告ぐ (新潮文庫)

外務省に告ぐ (新潮文庫)