読書記録13 知の教室 佐藤優 著 文春文庫 2019/02/01
本書で学ぶことは、本の読み方と凡人が生き抜く話術7箇条である。
本の読み方は汚して読む、ということであり、最初はシャープペンと消しゴムを用意し、1回目は線を引きながら読む、2回目は特に大事なところは線を囲みノートに書き移す、3回目は通読です。余程、大事な本の場合の読み方です。
その方法を私は本書に適用していません。
なぜか?大事な本ではないので。
1回、読めば、納得です。
ちなみに、文中、私が、え?と思ったのは、佐藤優がJR東海の葛西敬之のようなタイプの経営者がもっといてほしいんですよね、と対談相手の西木正明へ述べているところだが、葛西は安倍との昵懇の仲であり、極右、国労潰しの経営者である。そんなタイプはむしろいないほうがよい。
佐藤優の該博な知識を得られる、お得な本でもあります。