本書を読んでわかったこと。
・天下りは公務員の老齢年金が海外に比べて低いから行われてしまうこと。
・天下りを公務員全員が行なっているわけではなく、中には自主的に再就職を目指す者もいるということ。
・天下りした先で退職し退職金をもらい何社か周り退職金を得る通称「わたり」という存在がいること
・戦前の内務省の高級官僚には、当時の製造業労働者賃金の4倍と同じくらいの額の恩給をもらえたこと。
・財務省が天下り率が高いこと
などなど、知られざる「天下り」についての知識を我々国民が得るにはうってつけの本です。