読書記録17 インチキ科学の解読法 マーティン・ガードナー 著 光文社 2019/03/02
疑似科学を徹底批判する本です。
フロイトを文学的素養がある偉人ではあるがその功績は推測という評価は面白い。
もっと面白かったのはニュートンだ。
ニュートンは錬金術と聖書予言解読に人生をささげた人であり万有引力の発見はニュートンからしてみたら余芸のようなものだと捉えられていることを私が本書で知ったことだ。近代科学の祖・アイザック・ニュートンは中世人なのだった。アイザック・ニュートンの原稿をザザビーコレクションで落札したジョン・メイナード・ケインズは、原稿を読んでから、ニュートンは知られるような近代科学の祖の人ではなく、シュメール人のような人だということを述べていたそうだ。
なかなか面白いでしょ。