読書のブログ 記録代わりに

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読書記録82(2020年15冊目)  西洋哲学史 近代から現代へ 熊野純彦 著  岩波新書 2020/03/14

 
 

 

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デカルトから現代哲学までたどる哲学の歴史書である。

本書で知ったが、カントはフランス革命を静かに共感し、ヘーゲルは熱狂的に支持したのである、ということである。

だからといってカントは保守的な哲学人ではない、むしろ、最もラディカルな哲学者である。カントは「神」そのものを疑ったのだから。

 

 

西洋哲学史―近代から現代へ (岩波新書)

西洋哲学史―近代から現代へ (岩波新書)

  • 作者:熊野 純彦
  • 発売日: 2006/09/20
  • メディア: 新書