読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

2021年4月に読んだ本 総数

4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1225
ナイス数:6

民主主義 (角川ソフィア文庫)民主主義 (角川ソフィア文庫)感想
民主主義とは何か。本書ではそれは政体ではあるが、人々の心にある、と言い切る。 いくら政治制度が民主主義に見えようが、精神が伴わないと独裁主義へ陥るのだと、論ずる。 文部省は1948年当時はましだったのだなあ。
読了日:04月29日 著者:文部省
可能なるコミュニズム可能なるコミュニズム感想
難解な本です。 特に最終章に収録された山城むつみ氏の『生産協同組合と価値形態』は難解です。 しかし、読み切りました。
読了日:04月19日 著者:柄谷 行人
裁判員制度の正体 (講談社現代新書)裁判員制度の正体 (講談社現代新書)感想
裁判員制度が司法破壊していくことを分析している。 裁判員制度、思っていたより、恐ろしい。
読了日:04月10日 著者:西野喜一
法とは何か 新版 (岩波新書)法とは何か 新版 (岩波新書)感想
本書は、日本政府の諸問題を法社会学にメスを入れた本である。日本は戦前の天皇制国家から「お上」意識が社会に浸透し、そのことが日本政府の強大な官僚制、また保守政党、財界が日本を支配している「構造」を鋭くえぐりだした。日本の強大な行政権力は、司法国家、立法国家優先という民主主義の根幹を破壊している。我々は、その破壊されている民主主義国家に生きているのである。 日本を真正な民主主義国家へ変えなくてはならない。 私は、読後、なおさら、そう強く感じた。
読了日:04月06日 著者:渡辺 洋三

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