2021-02-14 読書記録144(2021年9冊目) 地球の洞察 J・ベアード・キャリコット 著 みすず書房 読書期間2月7日~2月14日 環境倫理を地球上の伝統思想からポストモダンに分け入り、論じる書物である。 ユダヤーキリスト教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教、老荘思想、儒教、インディアンの教え、インディオ、ポリネシア、アフリカ人らの伝統思想、ポストモダンの思想に分け入り、環境倫理を地球規模で論じる。最終章は、グローバル資本と土着民の戦いの典型的な戦いを紹介して本書は終わる。 地球の危機を食い止めるために本書は手に取られ、読まれなければいけない。 地球の洞察――多文化時代の環境哲学 (エコロジーの思想) 作者:J・ベアード・キャリコット 発売日: 2009/11/21 メディア: 単行本