読書のブログ 記録代わりに

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読書記録86 リヴァイアサン4(2020年19冊目) トマス・ホッブズ 著 岩波文庫 2020/04/12

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ホッブズは、アダムが、食べた後、神の脅しどおりに死なずに900年もいきたことがわからない、と鋭い疑問を述べている。

正直言って、第三巻と第四巻は、聖書や教会権力に対する批判なのであるが、神学がわからない私には一体、何を書いているのかがわからない。
第一巻は人間の特性、第二巻は主権を所有する国家権力の樹立方法が政体別に分析される。第一巻、第二巻は、理解ができる。
だが、第三巻、第四巻は、聖書を読んでいないと、何のことかわからない。私は、聖書を現在、読み続けているが、ようやく、2年くらいかかり、旧約聖書続編の途中まで読み進めることがてきた。そんな私は、第三巻、第四巻がわからない。ちなみに、モーゼは、本書ではモーシェと表記されている。モーシェが発音に近いのだろう。
とても、難解な本を読んで自分としては、学んだつもりである。

 

 

リヴァイアサン 4 (岩波文庫 白 4-4)

リヴァイアサン 4 (岩波文庫 白 4-4)

  • 作者:ホッブズ
  • 発売日: 1985/06/17
  • メディア: 文庫