読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録124(2020年57冊) 余は如何にして基督信徒となりし乎 内村鑑三 著 岩波文庫 2020年11月8日読了

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本書は原文は英文である。

英文の特徴を備えているので、日本よりも早く海外で翻訳がなされたのである。

原文は英語で、日本語訳が最も遅く、著者の内村鑑三が死んでから昭和になってはじめて翻訳されたのである。署名の「余は如何にして基督信徒となりし乎」は著者が指定した日本語署名である。

著者が基督教徒へいかに回心するか、または基督教国へ赴き、期待が裏切られるが、善なることにも遭遇し、基督教徒としての信仰活動へ向かっていくのである。

モルモン教は、内村鑑三が生きていたころは、一夫多妻制だったのである。そのことも内村鑑三は批判している。

とにかく、内村鑑三は基督教へ没入していくのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書記録123(2020年56冊目) 外国語の学び方 渡辺照宏 著 岩波新書  2020年10月29日読了

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外国語を学ぶのは継続、それしかない。

そして、よき師に巡り合うこと。

あとがきには、正しい方法でやっていても、単語をすぐ忘れてしまう、といったようなことでやる気をなくし、あきらめてしまう、というようなことが書かれている。

あとがきを読んで、私自身の方法が正しいのか、よくわからない。

私は、ラジオ英会話を一か月遅れで、ラジオ英会話のアプリを聞きながら学んでいる。

ほかに、ブックオフの100円均一で見つけたZ会の「速読英単語」にまとまった文章があるので書き写し、単語も発音記号も意味も含めて書き写している。果たしてこの方法でよいのか自信がないが、やり始めた以上、「速読英単語」をすべて書きうつすまで行う。

とにかく、外国語学習は、嫌でもやるしかないのだ。

読書記録122(2020年55冊)  聖書  日本聖書協会 発行  2020年10月25日読了

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2年位前から少しずつ聖書を読んできた。

私は、キリスト教にもユダヤ教にも信仰心はない。

教養として身に着けたいだけであった。

発見だったのは、イエス・キリストと12使徒を迫害しようとしてきた者へペトロが剣で耳をそぎ落とし、イエス・キリストが「もうよいそれくらいにしておけ」と言ったことである。この言葉を見ると、イエスという人物の二面性が見える。

「罪を赦しなさい、人を赦しなさい」というイエスと「もうよいそれくらいにしておけ」というイエスという人物の二面性がわかる。

ちなみに、キリストはギリシャ語で、メシアという意味である。

生前、イエス・キリストに出会っていない、さらには、12使徒を迫害した(というかこの時点で11使徒なのか。イスカリオテのユダがイエスを裏切って使徒から脱退したから)サウル(ヘブライ語ではそう呼ぶ)が、イエスが「サウルよ、サウルよ、なぜ、私を迫害するのか」という声を聞き、目がつぶれ、キリスト教の信者アナニアが祈りをして、サウルが回心したら目から鱗のようなものが落ちて、その後、パウロヘレニズム世界へ布教へ旅立つ。パウロヘブライ語ギリシャ語ができるバイリンガルだったのである。そのせいなのか知らないが、イエス・キリストギリシャ語のメシアを意味するキリストが付けられているのだろうか。旧約聖書には続編もあり、「エズラ記」という章にはラテン語版とギリシャ語版がある。もっとも日本語訳なので、我々、日本人は、ラテン語版、ギリシャ語版を日本語訳で読むだけのことである。

聖書は知恵が詰まった書物である。

例えば、一例として、ヨハネの黙示録は、イエスの教えを守り、パウロが布教を広げたその諸教会へ教えを天に上ったイエスヨハネへ教えを告げ、堕落した教会へ裁き、さらには世界全体を裁くことになる。では、なぜ、イエスキリスト教を確立し、布教しなければなrなかったのか。謎であるが、論理的には弁証法である。そういう意味でも聖書は知恵(この場合は知識か)の書物である。

聖書を読まなければ、世界はわからない、と言っておく。

 

 

聖書 旧約続編つき - 新共同訳
 

 

 

 

 

読書記録120(2020年53冊目) 生きるたたかい第45回名古屋越冬活動報告集 

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教会のチラシコーナーに置いてあったので、私は持ち帰り、読んだ。

とても充実した内容であり、ホームレスの現状や生活保護行政の行き詰まりが理解できる。

継続して読んでいきたいので、どうすればよいのだろうか。

 

ちなみに、コロナ専門家会議が、厚労省技官、国立感染症研究所、慈恵大人脈などで構成されており、旧日本軍と深い繋がりがあると本書で初めて知った。あの731部隊人脈なのだ。だから、コロナ対策がうまくいくわけがないのだ。

久しぶりに読んだ「リアル」な本だ。

 

 

 

 

 

読書記録119 (2020年52冊目)アサーティブ「自己主張の技術」大串亜由美 著 日経ビジネス新書 2020年9月26日読了

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なぜ、こんなビジネス書を読んでしまったのか、時間の無駄だったと後悔した。

読んだ動機としては、以前、通所していた就労移行支援事業所ウェルビーで「アサーティブ」という講義を行い、その訓練をして、非常に嫌だった。そして、たまたま、ブックオフで見つけた本書のタイトルに「アサーティブ」がついていて、100円均一コーナーの本なので、買ってみて読んでみた。

つまりは、営業トーク・スキルの本だった。

私には関係ない本だった。

 

 

 

 

読書記録118 (2020年51冊目) EQ こころの知能指数 ダニエル・ゴールマン 著 講談社 2020年9月22日読了

 

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 前書きには、「こころの知能指数」は、日本の社会では珍しくない、と書いてあるが、今や、崩壊した。 

 現に、日本の世をにぎわせている者たちは「emotional intelligence」が欠けている人間たちが日本をこの世の春としている。

安倍元首相が牢屋に入りたくない為、病気を理由に辞任したが、仮病の疑いをもたれているような人物が元首相では、日本全体の「emotional intelligence」が低下しているといわざるを得ない。

特に、日本の「emotional intelligece」を低下させた者たちの名前を挙げておく。

松本人志 橋下徹 森喜朗 安倍晋三 丸山穂高 松井一郎 

この5人が筆頭ではないだろうか。

私は、本書が発売された当時、誤解していたが、ビジネス書の触れ込みで発売されたので、発売当時は全く興味はなかった。だが、せこい私は、ブックオフで100円コーナーで見つけたとき、買い、読んだ。本書は「情動的知性」が人生を豊かに実りある方向へ向かうかを示した本である。「情動的知性」による少年少女への教育と親学はまったく正反対である。親学なるものは体罰という暴行を肯定するが、「情動的知性」による教育は暴力で育てられた子はまた暴力を振るう、と暴力の連鎖を指摘している。頭に血が上り、暴力を振るわないように言葉による説得・対話を重視する。

「情動的知性=emotional intelligece」を個々が備えることで「民主主義」は達成されるだろう。

 

EQ~こころの知能指数

EQ~こころの知能指数