本書は原文は英文である。
英文の特徴を備えているので、日本よりも早く海外で翻訳がなされたのである。
原文は英語で、日本語訳が最も遅く、著者の内村鑑三が死んでから昭和になってはじめて翻訳されたのである。署名の「余は如何にして基督信徒となりし乎」は著者が指定した日本語署名である。
著者が基督教徒へいかに回心するか、または基督教国へ赴き、期待が裏切られるが、善なることにも遭遇し、基督教徒としての信仰活動へ向かっていくのである。
モルモン教は、内村鑑三が生きていたころは、一夫多妻制だったのである。そのことも内村鑑三は批判している。
とにかく、内村鑑三は基督教へ没入していくのである。