読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録168(2021年32冊目) 新編 教えるということ 大村はま 著 筑摩学芸文庫 

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読書期間6月13日~6月20日

私は、教師でもないのに、ベテラン教師の教師への指南書を読んでしまった。

著者の大村はまの教師という職業に対するプロ意識に目を瞠らされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

読書記録167(2021年31冊目) 昭和史 遠山茂樹 今井浩一 藤原彰 著  岩波新書

 

 

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読書期間 2021年5月24日~6月13日

日米開戦の際、言い放ったヒロヒトの「虎穴に入らずんば虎子を得ず」が忘れられない。ヒロヒト、遊び気分か?許しがたい。

本書は、従軍慰安婦について書かれていないのは、実証を本旨とする歴史学では、当時、慰安婦の存在はつきとめられていなかったからだろう。

真摯な誠実な歴史書である。

 

 

 

 

 

2021年5月読書記録

5月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1242
ナイス数:8

オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題:「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題:「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)感想
オックスフォードやケンブリッジでは難問、奇問を面接時に行い、討論を試み、純粋に頭の良さをみるようだ。 難問、奇問が本書には収録されている。 お試しあれ。
読了日:05月23日 著者:ジョン・ファーンドン
日本史の考え方 河合塾イシカワの東大合格講座!日本史の考え方 河合塾イシカワの東大合格講座!感想
日本史が古代と近代がいかにつながっているかを「天皇」を軸に論考する歴史の本です。
読了日:05月18日 著者:石川 晶康
レポート・小論文・卒論の書き方 (講談社学術文庫)レポート・小論文・卒論の書き方 (講談社学術文庫)感想
実例をまじえつつ、小論文、卒論などを含んだ「レポート」の書き方を指南する本である。原稿用紙への書き方など、今でも通じる本でもある。 巻末の誤りやすい熟語例などの一覧表は助かる。 必読書ともいえる。
読了日:05月12日 著者:保坂 弘司
不安の病理 (岩波新書 黄版 157)不安の病理 (岩波新書 黄版 157)感想
本書には、名言がいくつかあり、私が気に入っているものをぬきだして書くと、「精神の病は不道徳が原因ではないということは精神医学の常識である。」という言葉である。この言葉で精神疾患の方は救われないだろうか。私は救われた思いがする。 本書を読んでよかった。
読了日:05月08日 著者:笠原 嘉
近代化の人間的基礎近代化の人間的基礎感想
マックス・ウェーバーマルクスエンゲルス碩学である大塚久雄氏の近代をめぐる論考である。 近代化を推進するには、とりもなおさず、民衆に近代エートスが存在している必要がある、というような内容である。 封建的遺制が残存するいまだ日本社会には大塚久雄氏が指す近代化はなされていないのではないだろうか。
読了日:05月05日 著者:大塚久雄

読書メーター

読書記録166(2021年30冊目)  世界一「考えさせられる入試問題」 ジョン・ファートン 著 河出文庫

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読書期間5月19日~5月23日

オックスフォードやケンブリッジでは難問、奇問を面接時に行い、討論を試み、純粋に頭の良さをみるようだ。

難問、奇問が本書には収録されている。

お試しあれ。

 

 

 

 

 

 

読書記録165(2021年29冊)  日本史の考え方 石川晶康 著 講談社現代新書

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5月12日~5月18日

古代と近代がつながっていることを「天皇」を軸に解き明かす。

 

日本史の考え方 河合塾イシカワの東大合格講座!
 

 

 

 

読書記録164(2021年28冊) レポート・小論文・卒論の書き方 保坂弘司 著 講談社学術文庫

 

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読書期間5/9~5/12

実例をまじえつつ、小論文、卒論などを含んだ「レポート」の書き方を指南する本である。原稿用紙への書き方など、今でも通じる本でもある。

巻末の誤りやすい熟語例などの一覧表は助かる。

必読書ともいえる。

 

レポート・小論文・卒論の書き方 (講談社学術文庫)
 

 

 

 

2021年4月に読んだ本 総数

4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1225
ナイス数:6

民主主義 (角川ソフィア文庫)民主主義 (角川ソフィア文庫)感想
民主主義とは何か。本書ではそれは政体ではあるが、人々の心にある、と言い切る。 いくら政治制度が民主主義に見えようが、精神が伴わないと独裁主義へ陥るのだと、論ずる。 文部省は1948年当時はましだったのだなあ。
読了日:04月29日 著者:文部省
可能なるコミュニズム可能なるコミュニズム感想
難解な本です。 特に最終章に収録された山城むつみ氏の『生産協同組合と価値形態』は難解です。 しかし、読み切りました。
読了日:04月19日 著者:柄谷 行人
裁判員制度の正体 (講談社現代新書)裁判員制度の正体 (講談社現代新書)感想
裁判員制度が司法破壊していくことを分析している。 裁判員制度、思っていたより、恐ろしい。
読了日:04月10日 著者:西野喜一
法とは何か 新版 (岩波新書)法とは何か 新版 (岩波新書)感想
本書は、日本政府の諸問題を法社会学にメスを入れた本である。日本は戦前の天皇制国家から「お上」意識が社会に浸透し、そのことが日本政府の強大な官僚制、また保守政党、財界が日本を支配している「構造」を鋭くえぐりだした。日本の強大な行政権力は、司法国家、立法国家優先という民主主義の根幹を破壊している。我々は、その破壊されている民主主義国家に生きているのである。 日本を真正な民主主義国家へ変えなくてはならない。 私は、読後、なおさら、そう強く感じた。
読了日:04月06日 著者:渡辺 洋三

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