読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録11 数学的思考の技術 小島寛之 著 ベスト新書 2019/01/31

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97ページから99ページの健康保険と「大数の法則」の説明は、健康保険だけではなく、水道にも適用できる説明です。

数学的思考とは「相手の手の内を読む」ということです。

村上春樹へのオマージュ論も収録されています。

 

 

読書記録8 数の冒険 アンナ・チェラゾーリ 著 世界文化社 2019/01/28 

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ゼロの発見と成り立ちをこの本で初めて知りました。
51歳になるまでゼロの発見が疑問だった。
だが、本書で、わかりました。
説明すると、そろばんを頭に浮かべてほしいのですが、そろばんのゼロの状態をゼロと呼ぶことにしたということです。

読書記録7 日本はなぜ敗れるのか 山本七平 著 角川oneテーマ21 2019/01/20

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西郷隆盛は本書を読むとわかるが、全く戦争ができないどころか、ウドの大木にさえ感じられる。
西郷隆盛は、西南戦争娘子軍を組織した。
太平洋戦争の女子挺身隊に通ずる「大和魂」のくだらなさだ。

左翼連中に嫌われている山本七平ですが、日本のダメぶりの本質を衝いています。
西南戦争の動機がわからない、の一言には日本のダメぶりの本質がその一言に凝縮されています。

山本七平は、反省とは過去の事実をそのまま見せることである、と述べている点からし歴史修正主義者ではない。

西南戦争と太平洋戦争の動機や目的がみえない、と山本七平は述べている。
さらにだ、山本は十五年戦争と日本は威張っているが、アメリカはベトナム戦争を21年している、と日本がいかにダメかを滔々と述べている。ついでに山本は戦後労働運動も大日本帝国の組織や戦法と変わりない、とぶった切っている。そして、本多勝一を批判している。本多は批判されてしかるべき小天皇ですから、それは私は説得力を感じた。

 

 

読書記録6 論文の書き方 清水幾太郎 著 岩波新書 2019/01/20

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講談社学術文庫「論文の書き方」(澤田 昭夫 著)で本書がとりあげられていて、エッセイのようなものと評されていたがまさしくそうである。

清水幾太郎の神経質さがわかる本でもある。

 

読書記録5 7ヵ国語をモノにした人の勉強法 橋本陽介 著 祥伝社新書 2019/01/20

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語源や文法論なども含めたこの内容で新書はお得です。

私は、本書を読んで、語学は発音から学ぶことが早道とわかりました。

素晴らしい本です。