読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録135(2020年68冊目) 初学者のための憲法学 麻生多聞ほか著 北樹出版 2020/12/30〜2021/01/03

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法に関する書物を読むと、法に対しての新しい知見を得られる。

例えば、本書では、日本国憲法は、諸外国には見られない刑事手続きの詳細な規定が定められてあり、このことが日本国憲法の特徴だというようなことが書かれてある。

また、本書は、常に日本国憲法大日本帝国憲法との比較をして、日本国憲法がいかに実質的な立憲主義憲法であるかを説明していく。

私は、今まで何冊か憲法の本を読んできたが、本書のような見方がバランスある見方だと感じた。