読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録37 心の病と社会復帰 蜂谷英彦 著 岩波新書 2019/06/30

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現在のように就労継続支援事業所や就労移行支援がある前の精神疾患者の社会復帰の本です。

きめ細かな支援が就労支援の成功のポイントという事がよくわかります。

 

心の病と社会復帰 (岩波新書)

心の病と社会復帰 (岩波新書)

 

 

 

読書記録36 はじめての労働基準法 100問100答 神田 将 著 明日香出版 2019/06/21

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労働基準法の基礎を理解できます。

そして、通常、私たちが何気なく使っている言葉である非正規や正規も法律用語ではなく、倒産も法律用語ではないことも知りえます。

ちなみに就業規則は労基署へ届けた法的根拠があるものですが、社則には単なる経営側のマイ掟ですので全く法的根拠がないことも本書で確認できます。

様々な具体例に応じて、労働者にとっての法的対処法が記述されていますので、読みやすいです。

労働者の必読書です。

 

 

はじめての労働基準法100問100答 (アスカビジネス)

はじめての労働基準法100問100答 (アスカビジネス)

 

 

 

読書記録 2019年5月 読んだ本リスト

5月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2201
ナイス数:13

魂鎮への道―BC級戦犯が問い続ける戦争 (岩波現代文庫)魂鎮への道―BC級戦犯が問い続ける戦争 (岩波現代文庫)感想
本書は南方戦線で痛ましい戦争体験に遭遇した大日本帝国軍を掘り起こすルポルタージュです。著者自身が、有期刑の戦犯であり、絞死刑とわけ隔てたものは何なのか。自己反省を伴いながら、中国大陸での大日本帝国軍の残虐性を指弾し、戦争の悲惨さを訴える「重厚な本」です。 本書を読むと、戦争がいかに狂気かわかります。 必読書です。
読了日:05月26日 著者:飯田 進
天皇の軍隊 (朝日文庫)天皇の軍隊 (朝日文庫)感想
いかに天皇の軍隊が中国大陸で残忍、残虐なことをしてきたかをたどる歴史ルポルタージュです。 本書で初めて知ったが、天皇の軍隊は、食料がなくなると中国人を殺して食べたのだ。 おそろしや、天皇の軍隊!
読了日:05月26日 著者:本多 勝一,長沼 節夫
天皇制と民衆 (1976年) (UP選書)天皇制と民衆 (1976年) (UP選書)感想
古代律令制がなぜ倭国で進行したか。読み始めなので古代史の部分だけのメモです。 なんと、唐に対して新羅と対抗できうる国家体制をつくるというという政治理念とともに、天皇が祭り上げられていくのである。さらに、倭国新羅とほぼ平行して律令制を作っていく。 古代天皇制についての知識も得られますが、やはり、注目すべきは明治以降の近代天皇制である。近代天皇制の分析が情緒に流れず、論理的に暴いていきます。 かつて、歴史学天皇制について情緒に流れない社会科学的な批判で対峙していたことが本書から伝わります。
読了日:05月26日 著者: 
いかそう日本国憲法―第九条を中心に (岩波ジュニア新書)いかそう日本国憲法―第九条を中心に (岩波ジュニア新書)感想
湾岸戦争当時の「第9条論争」をよく理解できる本だ。 湾岸戦争当時、柄谷行人湾岸戦争に反対しない者は今後の戦争も反対しないだろう、と予言していたが、実際、日本は戦争に反対できないでいる状態へ追い込まれていく。 それが先の「個別的自衛権は合憲」という主張が多くなったことだ。 そして、本書が「防衛庁防衛省へ格上げするかもしれません」と述べているように、防衛庁防衛省へ格上げした。 日本は着々と戦争へ向かっている。
読了日:05月06日 著者:奥平 康弘
野党協力の深層 (詩想社新書)野党協力の深層 (詩想社新書)感想
読後、やはり小沢一郎はキレモノか、と思ったが、 その後、読んだ、奥平康弘氏の「いかそう日本国憲法」(岩波ジュニア新書)で木端微塵に小沢一郎の「国際貢献論」が粉砕されていて、キレモノの評価をやはりやめる。 文中が「和暦」表記であるので、時代感覚がつかめない。 著者が不破哲三の兄貴の上田耕三郎の晩年と親しかったことがわかるレア政治知識の本でもある。
読了日:05月06日 著者:平野貞夫
知的トレーニングの技術〔完全独習版〕 (ちくま学芸文庫)知的トレーニングの技術〔完全独習版〕 (ちくま学芸文庫)感想
知の身につけ方のハウトゥー本。 元は別冊宝島から刊行されていた本である。 山口昌男だとかジャン・ボードリヤールだとか、時代を感じさせる。
読了日:05月06日 著者:花村 太郎
憲法と天皇制 (岩波新書)憲法と天皇制 (岩波新書)感想
ヒロヒトが死んだときに発表された憲法天皇についてとは何かを、憲法学者が明解に示す極めて重要な本です。 昨今、アキヒトからナルヒトへ代替わりしたばかりだから、なおさら、天皇制と憲法の関わりを知る上で重要な本です。
読了日:05月06日 著者:横田 耕一

読書メーター

読書記録35  21世紀の企業像 奥村宏 著 岩波書店 2019/06/15


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本書は、日本企業の日本型経営を批判し、大企業解体を通じて21世紀の企業像を探る本です。

 

 

21世紀の企業像 (同時代ライブラリー (306))

21世紀の企業像 (同時代ライブラリー (306))

 

 

 

 

読書記録34 日本語論理トレーニング 中井浩一 著 講談社現代新書 2019/06/15

本書は、日本の国語教育は、道徳教育と呼ばれるようなものだとバッサリ切り捨てています。私もこの見方に頷きます。

本書はその日本の国語教育に正反対である論理的に読む訓練のための本です。

何回か読んでいこうと私は考えています。

 

正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニング (講談社現代新書)

正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニング (講談社現代新書)

 

 

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読書記録33 魂鎮への道 飯田 進 著 不二出版 2019/05/29

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本書は南方戦線で痛ましい戦争体験に遭遇した大日本帝国軍を掘り起こすルポルタージュです。著者自身が、有期刑の戦犯であり、絞死刑とわけ隔てたものは何なのか。自己反省を伴いながら、中国大陸での大日本帝国軍の残虐性を指弾し、戦争の悲惨さを訴える「重厚な本」です。

本書を読むと、戦争がいかに狂気かわかります。

必読書です。

 

 

 

 

岩波現代文庫でも発売されています。

 

読書記録31 天皇の軍隊 本多勝一・長沼節夫 著 朝日文庫 2019/05/26

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いかに天皇の軍隊が中国大陸で残忍、残虐なことをしてきたかをたどる歴史ルポルタージュです。

本書で初めて知ったが、天皇の軍隊は、食料がなくなると中国人を殺して食べたのだ。

おそろしや、天皇の軍隊!