読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録174(2021年38冊目) 釜ヶ崎と福音 本田 哲郎 著 岩波現代文庫

 

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読書期間8月4日~9月28日

私は、読んでいる途中から、うつ状態になり、読書どころではなくなり、読み通すのに約1か月半くらいかかった。うつ状態になったのは、私の持病の双極性障害だからであり、本書とはむろん、関係ない。

本書が取り上げる主題は、神やキリストはどこに存在し、またそのことを認識すれば行動が変わる、というようなものともいえる。

実は、神やキリストは底辺、貧しく小さくされたものと共にある、というのが本書の大きな主題である。そして、そのことを著者は、釜ヶ崎での活動を通じて、得た認識である。その認識は、凡百の宗教者よりも優れているし、活動家よりも優れている。

とにかく重い内容である。

 

読書記録173(2021年37冊目) 日本型組織の病を考える 村木 厚子 著 角川新書

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読書期間7月18日〜8月3日

 村木厚子氏が検察に逮捕され、何をしたか、または公務員時代、何をしたか、そして退官後、何をしたか、自分で自分を語りおろすエッセイです。

 

 

 

 

 

読書記録172(2021年36冊) 「法令遵守」が日本を滅ぼす 郷原 信郎 著 新潮新書

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読書期間 7月11日〜7月18日

不祥事が起きるとコンプライアンスを守れ、とか、法令遵守せよ、というマスコミや世論の声がかえって日本を法治国家でなくさせている、という出色の評論です。

 

 

 

2021年6月読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:729
ナイス数:5

人間形成の日米比較―かくれたカリキュラム (中公新書)人間形成の日米比較―かくれたカリキュラム (中公新書)感想
日米の小学校での教育をつぶさに観察し、その結果、日米の人間形成の違いを丹念に分析した素晴らしき本です。
読了日:06月27日 著者:恒吉 僚子
新編 教えるということ (ちくま学芸文庫)新編 教えるということ (ちくま学芸文庫)感想
私は、教師でもないのに、ベテラン教師の教師への指南書を読んでしまった。 著者の大村はまの教師という職業に対するプロ意識に目を瞠らされた。
読了日:06月20日 著者:大村 はま
昭和史 新版 (岩波新書)昭和史 新版 (岩波新書)感想
日米開戦の際、言い放ったヒロヒトの「虎穴に入らずんば虎子を得ず」が忘れられない。ヒロヒト、遊び気分か?許しがたい。 本書は、従軍慰安婦について書かれていないのは、実証を本旨とする歴史学では、当時、慰安婦の存在はつきとめられていなかったからだろう。 真摯な誠実な歴史書である。
読了日:06月13日 著者:遠山 茂樹,藤原 彰,今井 清一

読書メーター

読書記録170(2021年34冊目) 国際感覚ってなんだろう 渡部 淳 著 岩波ジュニア新書

 

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読書期間6月27日~7月4日

 

国際感覚とは自分の足元からみつめること、と本書で記述されています。

特にほかに感想はありません。ごめんなさい。

 

 

 

読書記録169(2021年33冊目) 人間形成の日米比較 恒吉僚子 著 中公新書

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読書期間6月20日~27日

日米の小学校での教育をつぶさに観察し、その結果、日米の人間形成の違いを丹念に分析した素晴らしき本です。