読書記録114 (2020年47冊目) YOU CAT 監修高見三明 カトリック中央協議会 発行
妻がカトリックなので、結婚式を妻のためにしてあげたいと、私は考え、カトリックへ入信し、妻からYOUCATという本を読むように勧められ、読みます。
信教の自由を解説しているのだが、信教の自由を認めることは、必ずしも、すべての宗教が同等であるとか真実ではない、と述べている。ということは、結局、キリスト教、それもカトリックだけが唯一の真実だといいたいようだ。
途中で、ニューエイジやオカルトに没頭していることは、間違いと書いてあり、それは、良いのだが、占いやこっくりさんに没頭することは間違いとも書いてあるが、コックリさんは、西洋やキリストが生まれたイスラエルにはないだろうに。意訳しすぎではないか。
正直言って、私は、宗教に関心がないし、カトリックのバチカンは少年愛の総本山としか見ていないので、読むのが退屈でした。しかし、使命感で読み終えました。
ちなみに、監修した高見三明氏は、先ごろ、セクハラとパワハラで話題になった長崎教区の大司教です。彼は神父が投資に使い込んだ詐欺的資金につぎ込み、消失させた神父を批判した女性室長をパワハラをした。つまり一信徒が反旗を翻した、と話をすり替えたとんでもない人間です。
そういう人間が、事件を起こす前に監修した本です。それだけです。