2020-03-14 読書記録79(2020年12冊目) インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 森田幸孝 著 幻冬舎 2020/03/14 69 パソコンにより短時間で作業が進んだ反面、その短時間で済む作業量が増えてしまい、精神疾患に罹患する人が増加していることを指摘している。それは、鋭い指摘ではないだろうか。著者は、インターネットやSNSの危険性、Appleの専制独裁制を批判し、オープンソースなどは、保守的な思想でしかないと批判する。そのインターネット批判の次に増大する精神疾患について論じるが、その問題意識には、勤勉ではない人までが、過労で精神疾患となる社会についての分析を加えている。 インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 (幻冬舎ルネッサンス新書) 作者:森田 幸孝 発売日: 2011/12/15 メディア: 新書