読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録79(2020年12冊目)  インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 森田幸孝 著 幻冬舎 2020/03/14

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パソコンにより短時間で作業が進んだ反面、その短時間で済む作業量が増えてしまい、精神疾患に罹患する人が増加していることを指摘している。それは、鋭い指摘ではないだろうか。
著者は、インターネットやSNSの危険性、Apple専制独裁制を批判し、オープンソースなどは、保守的な思想でしかないと批判する。
そのインターネット批判の次に増大する精神疾患について論じるが、その問題意識には、勤勉ではない人までが、過労で精神疾患となる社会についての分析を加えている。