読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録121(2020年54冊目) 心のメッセージを聴く 池見陽 著 講談社現代新書 2020年09月30日読了

心のメッセ-ジを聴く (講談社現代新書) 作者:池見 陽 発売日: 1995/03/16 メディア: 新書

読書記録120(2020年53冊目) 生きるたたかい第45回名古屋越冬活動報告集 

教会のチラシコーナーに置いてあったので、私は持ち帰り、読んだ。 とても充実した内容であり、ホームレスの現状や生活保護行政の行き詰まりが理解できる。 継続して読んでいきたいので、どうすればよいのだろうか。 ちなみに、コロナ専門家会議が、厚労省技…

読書記録119 (2020年52冊目)アサーティブ「自己主張の技術」大串亜由美 著 日経ビジネス新書 2020年9月26日読了

なぜ、こんなビジネス書を読んでしまったのか、時間の無駄だったと後悔した。 読んだ動機としては、以前、通所していた就労移行支援事業所ウェルビーで「アサーティブ」という講義を行い、その訓練をして、非常に嫌だった。そして、たまたま、ブックオフで見…

読書記録118 (2020年51冊目) EQ こころの知能指数 ダニエル・ゴールマン 著 講談社 2020年9月22日読了

前書きには、「こころの知能指数」は、日本の社会では珍しくない、と書いてあるが、今や、崩壊した。 現に、日本の世をにぎわせている者たちは「emotional intelligence」が欠けている人間たちが日本をこの世の春としている。 安倍元首相が牢屋に入りたくな…

読書記録117 (2020年50冊) ヒトはなぜ神を信じるのか 信仰する本能 ジェシー・ベリング 著 化学同人 2020年09月15日読了

シスターから、信仰する以前に、この本を読んだ方がいいと勧められて読んだ。 人間は「心の理論」があるがゆえ、「神」を脳内で作ってしまうのだ。 進化生物学的にみると、人類は、原始社会は、小さな集団で、住む場所も狭く、そのような集団では、集団社会…

読書記録116(2020年49冊) なぜ人は宗教にハマるのか 島田裕巳 著 河出書房新社 2020年9月10日読了

私が覚えている最初の宗教体験は、親族が集まり、葬式や法事で、僧侶が木魚を叩きながら、読経しているときの正座している、その足の痺れである。そして、その後、親族一同の食事になり、大人の男たちは、酒が入り、宴会になる。そうなると、子供の私は、従…

読書記録115 (2020年48冊目) 社会科学の方法 大塚久雄 著 岩波新書 2020/09/08

講演集をまとめたものなので、比較的、読みやすかった。 最初は、マルクスとウェーバーにどのような接点があるのか、と訝しながら読んでいたが、マルクスは人間を捨象して物と物の関係からはじまり、人間に立ち戻る、ということであり、ウェーバーは、マルク…

読書記録114 (2020年47冊目) YOU CAT 監修高見三明  カトリック中央協議会 発行

妻がカトリックなので、結婚式を妻のためにしてあげたいと、私は考え、カトリックへ入信し、妻からYOUCATという本を読むように勧められ、読みます。 YOUCAT(日本語)――カトリック教会の青年向けカテキズム 発売日: 2013/06/28 メディア: 単行本(ソフトカバー…

読書記録113(2020年46冊)幸せのおとずれ 福音への招き ジェームス・ハヤット神父 著 心のともしび運動本部

妻が、カトリックで、結婚式をあげたいために、私は、カトリックへ入信を決意した。そのことを知ったシスターから、「幸せのおとずれ」という本が送られてきた。頂き物だから、読まないといけない。 本書を読んだ素直な感想はキリスト不思議はなしと感じる。…

読書記録112(2020年45冊目) 選択 2020年5月号 選択出版 2020/08/23

バックナンバーだと一冊ずつ買える。 実は、私は、引越しで、紛失してしまい、と電話で、涙ながらに訴えたらサービスで一冊送ってくれた。素晴らしい出版社だ。 小泉純一郎も読んでいるような雑誌である。 政界・官界・財界・国際情勢のディープな、新聞やネ…

読書記録111冊目(2020年44冊目) プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 マックス・ウェーバー 著 岩波文庫 2020/08/21

聖書を読みきってから、私は読もうと考えていたが、聖書をいつになったら読み終えられるのか、見当がつかないので、読み始めた。 著者マックス・ウェーバーの比較宗教社会学である。キリスト教プロテンスタンティズムの教義がわからないと理解できない部分が…

読書記録110(2020年43冊目) 医師のつくった「頭のよさ」テスト 本田真美 著 光文社新書 2020/08/12

私自身、どのタイプにあてはまるかのテストが本についているので、テストしたら、言語優位者(言語抽象タイプ)という結果になったが、本の説明と食い違う。テストのやり方を私は間違えたのだろうか。 それは、ともかく、最後の方になると「やる気」が大事だと…

読書記録109(2020年42冊目) 科学としての資本論 永谷清 著 弘文堂 2020/08/04

‪読み始めたが、宇野弘蔵が日本のマルクス学会の中では絶大な権力を持っていたことを示してしまった本でもあることを感じた。‬ 資本論の「価値法則」の研究である。 マルクスやエンゲルスが陥った矛盾を解明しながら、資本主義社会の「価値法則」を解明する…

2020年7月読書記録まとめ

7月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1197ナイス数:9チャート式シリーズ 基礎からの新総合英語(店売用)の感想参考書は読書には向いていないのかな。 読書しながら英文法を学べればと思ったが甘かったようです。 読了日:07月22日 著者:高橋 …

読書記録108(2020年41冊目) 新訂版チャート式 基礎からの新総合英語 高橋潔 根岸雅史 共著 数研出版 2020/08/04

英文法を学ぶ本です。 私には語学のセンスがないのかもしれない。 覚えられない。 基礎からの新総合英語 (チャート式シリーズ) 作者:高橋潔,根岸雅史 メディア: 単行本

読書記録107(2020年40冊目)  続トヨタの正体 週刊金曜日 編  週刊金曜日  2020/07/19

トヨタは欠陥車の大量生産をしていることから、暴き、トヨタ販売店へクレームを入れたら、非を認めない姿勢に客は怒ったことも書かれている。‬ トヨタは、元自衛官や農民を入社させたがる。 そして、不思議なことに豊田一族はトヨタの自社株の1~2%しか保…

読書記録106(2020年39冊目) トヨタの正体 横田一 佐高信 著 週刊金曜日 2020/07/15

トヨタがいかに公金を懐へいれて、自社の利益にしたかを余すところなく暴いている。 トヨタは人殺し企業ということがわかる。 ホンダは鈴鹿市の名前を変更しなかったが、トヨタは、挙母町を豊田市へ名前を無理やり変えている。トヨタは田舎のお大尽だ。 トヨ…

読書記録 2020年6月のまとめ 2020/07/10

6月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2928ナイス数:17労働争議 (講談社学術文庫 (578))の感想本書ほど、日本の労働組合の欠点を抉り出した本は他にはないのではないか。 日本の労働組合のストは嫌がらせのようなものであり、アメリカの労働組…

読書記録105(2020年38冊目)  社会主義神髄 幸徳秋水 著 岩波文庫 2020/07/10

Working men of all countries unite! と英文で万国の労働者よ団結せよ、と本文に入る前に置かれてある。 幸徳秋水は國體そのものを否定しておらず、社会主義との両立が成立できると考えていたようだ。しかし、その幸徳秋水は、1911年1月24日、大逆事件によ…

読書記録104(2020年37冊目) 労働のなかの復権 熊沢誠 著 三一新書 2020/07/10

経済成長時代の企業の暗闇を鋭くえぐりだす。現在は、新自由主義であり、経済成長の頃は、総中流化ができていた、という現在の誤解を解く為にも必要な本である。資本はいつでも、労働者を搾取、収奪し、特に日本は、最も資本が労働者を抑圧し、差別的に扱う…

読書記録103(2020年36冊目) 労働争議 花見忠 著 講談社学術文庫 2020/06/28

本書ほど、日本の労働組合の欠点を抉り出した本は他にはないのではないか。 日本の労働組合のストは嫌がらせのようなものであり、アメリカの労働組合が実施するストライキ100日とは異なる。 そして、日本の企業別労組が、その日本の労働組合の一時期までの中…

読書記録102(2020年35冊目) 労働法第三版 磯田進 著  岩波新書 2020/06/25

徹底的に労働者側に立ち、労働組合を結成しようとしたりすると会社がいかに嫌がらせをしてくるかを、労働委員会が出した不当労働行為命令文を実例に、労働者や労働組合の権利を語る。 昭和34年発行である。 当時は、学者も労働者や労働組合の権利を重要視し…

読書記録101(2020年34冊目)日本社会と法  渡辺祥三・甲斐道太郎・広瀬清吾・小森田秋夫 編 岩波新書 2020/06/21

本書は「現代法の学び方」「現代日本法史」「現代日本法入門」に続く4冊目であり、その4冊すべてに、渡辺祥三氏が関わっている。 痛みを伴う改革というようなことを言い出したのは細川護煕からだという事実が押さえられている。現状につながる政権与党多数に…

読書記録100(2020年33冊目)  日本人の法意識 川島武宣 著 岩波新書 2020/06/17

本書を読むと、大日本帝国憲法下では、なんと、裁判官は、官吏無責任の原則を宣言している。 中曽根は、日本国憲法へ変わった敗戦後の日本でも、日本国憲法は義務が、納税、勤労、教育を受けさせる義務の3つしかない、と口をこぼしていることが本書で知った…

読書記録99(2020年32冊目)  総合英語 be 平賀正子 監修  鈴木希明 編著 2020/06/13

語学書で他国語を学ぶのは苦痛以外何物でもない。 その苦痛を通じて、せめてもの、英語でさえも身に着けたいと考え、挑戦した。 一体、読み終えるのに、どのくらいの時間がかかったのか。 また、読んでみることにする。 総合英語be 作者:平賀正子,鈴木希明 …

読書記録 2020年5月

5月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:2069ナイス数:10歴史を考えるヒント (新潮文庫)の感想日本という国名が初めて使われたのは浄御原令が発布された689年である。 つまり、689年以前は、倭というのが国名だったのである。 だから、574年生ま…

読書記録98(2020年31冊目)  選択2020年4月号 2020/06/13 

年間購読一括払いの「選択」だが、バックナンバーだと、一冊ずつ買える。ですので、4月号を読んでいます。 全く、マスコミやインターネットにも出ない情報や論説が満載で読み応えがあります。 しかし、年間購読は無理なので、バックナンバーを買っていきます…

読書記録97(2020年30冊目)  蜘蛛女のキス  マヌエル・プイグ 著 集英社文庫 2020/06/07

監獄で出会った、ゲイとテロリストの会話体の小説である。 同性愛というものへの理解を示すため、原注が付され、テクストが紹介され、同性愛とは何かが記されている。 小説作品中のテロリストであるバレンティンは、同性愛傾向はまったくないのだが、ゲイの…

読書記録96(2020年29冊目)  マルクス・エンゲルス全集第10巻 大月書店  2020/06/07

マルクスが生活費を稼ぐため、ニューヨーク・デイ・トリビューンやピープルズ・ペーパーなどの新聞に書いたジャーナリスティックな記事がこの巻には収録されている。マルクスが書いたそれら新聞記事が国家の本質を抉り出している。 イギリスのチャーチスト運…

読書記録95(2020年28冊目)  歴史を考えるヒント 網野善彦 著 新潮文庫 2020/05/26

日本という国名が初めて使われたのは浄御原令が発布された689年である。 つまり、689年以前は、倭というのが国名だったのである。 だから、574年生まれの厩戸皇子は日本人ではなく倭人である。 日本という国がまるで縄文時代からあるかのように錯覚してしま…