読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

2020-07-10から1日間の記事一覧

読書記録 2020年6月のまとめ 2020/07/10

6月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2928ナイス数:17労働争議 (講談社学術文庫 (578))の感想本書ほど、日本の労働組合の欠点を抉り出した本は他にはないのではないか。 日本の労働組合のストは嫌がらせのようなものであり、アメリカの労働組…

読書記録105(2020年38冊目)  社会主義神髄 幸徳秋水 著 岩波文庫 2020/07/10

Working men of all countries unite! と英文で万国の労働者よ団結せよ、と本文に入る前に置かれてある。 幸徳秋水は國體そのものを否定しておらず、社会主義との両立が成立できると考えていたようだ。しかし、その幸徳秋水は、1911年1月24日、大逆事件によ…

読書記録104(2020年37冊目) 労働のなかの復権 熊沢誠 著 三一新書 2020/07/10

経済成長時代の企業の暗闇を鋭くえぐりだす。現在は、新自由主義であり、経済成長の頃は、総中流化ができていた、という現在の誤解を解く為にも必要な本である。資本はいつでも、労働者を搾取、収奪し、特に日本は、最も資本が労働者を抑圧し、差別的に扱う…