読書のブログ 記録代わりに

読書した本を記録代わりに感想などを含めて書いていくブログです。

読書記録130(2020年63冊目) ラジオ英会話2020年11月号 日本放送出版協会 2020年12月6日読了

私は、英語の勉強として、ラジオ英会話をしている。

アプリを使って行っているので、一か月遅れである。

NHK語学講座のアプリは以下からダウンロードできる。

お手持ちのスマートフォンにインストールして勉強されたらいかがでしょうか。

www2.nhk.or.jp

私は、約1年くらいかかったが、少しはラジオ英会話のクリスとローザの掛け合いが聞き取れるようになってきました。

毎日、毎日、コツコツ勉強しかありません。

ラジオ英会話2020年11月号

 

NHKラジオラジオ英会話 2020年 11 月号 [雑誌]

NHKラジオラジオ英会話 2020年 11 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/10/14
  • メディア: 雑誌
 

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読書記録129 (2020年62冊)選択2020年7月号 選択出版  2020年12月06日読了

 

 

本書で知り得たこと。

1.アメリカが南米不法移民を新型コロナウイルス検査をせずに帰還させるのでアメリカが新型コロナウイルスの輸出国になってしまったこと。

2.ロシアのツンドラが10万年に1度という異常高温で危険なことになっていること。

ほかにも濃い内容が多すぎて、大満足できます。

読書記録128(2020年61冊) 自壊するアメリカ 赤木昭夫 著 ちくま新書 2020年11月28日読了

サウジアラビアは失業率30%であることを本書で知る。そんな国だとアルカイダが生まれてもおかしくない。アルカイダサウジアラビア王室に不満を抱き、イスラムの聖地・メッカ近くに米軍基地があることに怒りを懐き、9.11同時多発テロが起きたことがわかる。とはいえ、テロを認めているのではない、著者は、背景から、分析をしている。

サウジアラビア王室の腐敗が続き、アメリカ独り勝ちが進めば、アルカイダの後続は増加するだろう。

ちなみに、9.11同時多発テロでブッシュJr大統領が各国首脳へ電話会談をした。当然、英国のブレア首相、フランスのシラク大統領など電話会談をしているが、小泉純一郎首相とは電話会談をしていない。日本は格下にみられているのだ。日本が格下に見られているとしても私は何ら感じない。なぜなら、憲法上、軍事制約がある日本へテロ対策で何を話すのか、である。だからといって、日本の憲法を「テロ」のために変える必要はない、と私は考える。日本はテロや紛争があれば、医療支援、難民支援など平和外交を行うべきだからである。

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読書記録127(2020年60冊) 「官僚」がよくわかる本 寺脇研 著 アスコム 2020年11月26日読了

本書を読んでいる途中だが、官僚という生き物に問題があることがわかる。
例えば、民主党政権のとき、長妻昭厚労大臣が厚労省へ初登庁した日、官僚は誰も挨拶をしなかったのだ。

民主党政権は、自民党と癒着した官僚を、日本国憲法第15条の条文通りに「全体の奉仕者」へ変えられるチャンスだったのだ。

だが、野田退陣デモという愚かな行為が、民主党政権を大敗させ、自民党へ復活し、変わりたくない時代錯誤の官僚は安倍政権7年半を必死で支えたのである。

一言でいえば、霞が関は、民主党政権サボタージュをしたのである。

その挙句が、現在の安倍~菅義偉政権だ。

国民も民主党政権を他人事のように見ていたのではないか。

このまま、自公政権が続けば、自民党政治家とともに官僚たちはもっと腐敗していくだろう。

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読書記録126(2020年59冊) ロビンソン漂流記 ダニエル・デフォー 著 新潮文庫 2020/11/24読了

現在、私は、ダニエル・デフォーの「ロビンソン漂流記」を読んでいるが、主人公・ロビンソンの見方は、文明を知っている者から見た、孤独な遭難者の見方である。
もともと、未開人であれば、ロビンソンのような見方はしないが、未開人は集団生活をしている。そして、ロビンソンのように、聖書を孤島で朝、晩、読み「神はあなたを見捨てない」という言葉を見つけ、安心したりもしないし、ロビンソンのように、それまでの人生で、神への感謝などをしたことがなかったことに後悔もしない。
未開人が、神という概念を脳で作り上げる進化はいつ頃なのだろうか。
採集狩猟のとき、すでに神という概念が生まれていたのか。
農耕へ移行してからか。
さらに、謎なのは、なぜ、多神教一神教が出来上がったのか。ゾロアスターでは、善と悪が戦い続けているのである、
多神教ゾロアスターのような神は演劇的だが、一神教は、絶対精神と法的である。
ちなみに、日本の八百万の神は、だらしない、というか、スケベというか、人間なんかいい加減なものだ、と神が演じて見せているようにしか見えない。だから、日本人には、法的精神がかけてしまったのかもしれないし、アバウトな連中だらけである。
ロビンソンのような見方は、日本人が孤島に遭難し、一人きりになった場合、出てこない。
八百万の神だから、感謝しようがない。
日本人は、そのまま、生き絶えるだろう。
八百万も神がいたら、どの神へ感謝し、自分の精神の拠り所にするのか。パニックになってしまうではないか。

ロビンソン・クルーソーは、絶海の孤島で、26年、他の人間とも会わずに生きている。
私は、ロビンソン漂流記は、ようやく、そこまで読んだが、まだ、フライデーが出てこない。
デフォーの文章は、客観的に事実であるかのように書いてある。もっとも、訳者の吉田健一が日本語が堪能だから、ますます、翻訳リアリズム文学の白眉と言える。吉田健一の訳は、難読困難な漢字まで使っている。私は、何度、辞書を引いたか。

あとがきに訳者の吉田健一が書いているのだが、翻訳するにあたり使用したテクストは、The Shakespeare Head Editionを使用したのだが、そのテクストを吉田健一に貸与したのが大仏次郎である、ということである。

ロビンソン漂流記に劣るともしないエピソードではないだろうか。

 

 

ロビンソン・クルーソーは、絶海の孤島でフライデーに会うまでに26年、一人で生きてきた。
自由だけはある独房囚と言える。その自由は絶海の孤島では、無駄な権利である。
フライデーは、金曜日に出会ったから、フライデーとロビンソンは名付けた。フライデーは、人喰い人種国同士の戦争で捕虜にされ、食べられる前にロビンソンは食べる者たちを射殺した。ロビンソンは、遭難した船から銃や銃弾ほか、つかえるものを島に持ち込み、節約しながら生きてきた。食事は野生の鳥肉を、火炙りにして食べる。干し葡萄が遭難した船に残っていたので、ロビンソンは干し葡萄が楽しみになった。ちなみに酒もあったので持ってきたが、飲んでいない。なぜなら、野生の動物に食われる蓋然性があるからだ。
ロビンソンは、遭難した船に聖書があったので、朝、晩、読んだ。ロビンソンは、神はあなたを見捨てない、という言葉を見つけ、生きる縁とした。
ちなみに、籠池夫妻は、拘置所内で、生長の家の初代・谷口の本を読み、生きる縁にした。
ロビンソン漂流記は、極限に置かれた人間は、何を支えに生きるか、という、アウシュビッツにも通じる文学である。
ロビンソンは、それは、遭難した船に残っていた聖書であったのだ。ロビンソンは、遭難し、絶海の孤島にまで、たどりつき、死ななかった。そして、気を取り直し、絶海の孤島で、丸木船を幾日もかけ、作り、遭難した船まで行き、できるだけ持ってきた中に聖書があった。
その聖書がロビンソンの支えとなった。
私たちは、極限に置かれたとき、何を支えにするのか。
アウシュビッツで、ガス室へ送られずに、ナチス滅亡で生き延びたユダヤ人は、二種類にわかれた。PTSDにかかった者。PTSDになっていない者。後者はレジリエンスが強いのだが、それは、アウシュビッツの中で、そのユダヤ人たちは、戦争が終われば、必ずナチスへ報復する、ヒトラーを殺す、ということを支えにして生きてきた。
人間は、極限に置かれたら、どうするか。
最終的には、精神を支える何かである。
それが、ロビンソンは聖書である。
ちなみに、ロビンソン漂流記を書いたダニエル・デフォーは、英国国教会を冷罵した論文で投獄されている。

 

 

 

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ロビンソン漂流記(新潮文庫)

ロビンソン漂流記(新潮文庫)

 

 

2020年10月読書の記録 3冊

10月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:2755
ナイス数:5

外国語の学び方 (1962年) (岩波新書)外国語の学び方 (1962年) (岩波新書)感想
外国語を学ぶのは継続、それしかない。 そして、よき師に巡り合うこと。 あとがきには、正しい方法でやっていても、単語をすぐ忘れてしまう、といったようなことでやる気をなくし、あきらめてしまう、というようなことが書かれている。 あとがきを読んで、私自身の方法が正しいのか、よくわからない。
読了日:10月29日 著者:渡辺 照宏
聖書 旧約続編つき - 新共同訳聖書 旧約続編つき - 新共同訳感想
発見だったのは、イエス・キリストと12使徒を迫害しようとしてきた者へペトロが剣で耳をそぎ落とし、イエス・キリストが「もうよいそれくらいにしておけ」と言ったことである。この言葉を見ると、イエスという人物の二面性が見える。 「罪を赦しなさい、人を赦しなさい」というイエスと「もうよいそれくらいにしておけ」というイエスという人物の二面性がわかる。 ちなみに、キリストはギリシャ語で、メシアという意味である。
読了日:10月25日 著者:共同訳聖書実行委員会,日本聖書協会
聖書 旧約続編つき - 新共同訳聖書 旧約続編つき - 新共同訳感想
発見だったのは、イエス・キリストと12使徒を迫害しようとしてきた者へペトロが剣で耳をそぎ落とし、イエス・キリストが「もうよいそれくらいにしておけ」と言ったことである。この言葉を見ると、イエスという人物の二面性が見える。 「罪を赦しなさい、人を赦しなさい」というイエスと「もうよいそれくらいにしておけ」というイエスという人物の二面性がわかる。
読了日:10月25日 著者:共同訳聖書実行委員会,日本聖書協会

読書メーター

読書記録125(2020年58冊) 炎と怒り トランプ政権の内幕 マイケル・ウォルフ 著 2020年11月15日読了

ヒラリーとの大統領選挙で、民主党の地盤でもある労組が強く白人労働者たちが生活する地域をトランプが勝利できたのは、私が現在、途中まで読んだ「炎と怒り トランプ政権の内幕」によると、バノンの戦略でトランプが奪いとったものだということを私は、その本で知り得た。バノンは、ラストベルトの白人労働者に焦点を定めて、トランブに経済のことを演説させたのだ。もっとも、山本太郎と同じくにわか仕込みの知識ではある。

 

本書を読んでいると、ヘンリー・キッシンジャーの名前が出てきて、私の目の錯覚か、と考え、便利なWikipediaヘンリー・キッシンジャーの欄を読むと、まだ、生きているではないか。だから、ヘンリー・キッシンジャーの名前が出てくるのか。ヘンリー・キッシンジャーの手を借りて、娘婿クシュナーが準備し、トランプと習近平の会合がフロリダで行われる。
トランプの娘婿・クシュナーは、トニー・ブレア元首相から後援されていたり、ヘンリー・キッシンジャーへ依頼できるくらいの有能な政治家ではないのか。
クシュナーは、ユダヤ人だから、エルサレムアメリカ大使館を置く、と提案したのもクシュナーである。この判断は、間違いかもしれないが、バノンでは、スペンサー率いるネオナチ集団に気に入られるような反ユダヤへ向かうので、クシュナーから見てみたら、義父トランプ大統領のために、ユダヤ人を味方につけようとしたのだ。

トランプ政権の恐るべき内幕を描いた本である。トランプ娘婿クシュナーとイヴァンカとバノンは対立し、内部抗争が激しい。ロシア疑惑はクシュナーが関わっていたこともわかる。バノンはロシア疑惑には関与していない。

本書はトランプ政権の内幕を描いた本だから仕方がないのかもしれないが、日本政府が安倍晋三とトランプは良好と思い込みたがるのはもはや迷信だが、アメリカのジャーナリストは、安倍晋三とトランプの関係など一顧だにしていない。安倍晋三の単語は本書では、一回しかない。しかも、安倍晋三とゴルフをするため、トランプはホテルで待っている、というようなその程度だ。

 

 

私は、本書を読み、政治の見方に人間ドラマ的要素で見ることを学んだ。

 

 

 

 

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炎と怒り――トランプ政権の内幕

炎と怒り――トランプ政権の内幕