読書記録56 成人のADHD臨床ガイドブック ロバート・J・レズニック 著 東京書籍 2019/08/31
私は本書を読んで、自分自身、ADHDであることを確信した。
私は中枢神経刺激薬で私は症状をおさえているだけである。
- 作者: ロバート J.レズニック,大賀健太郎,霜山孝子,紅葉誠一
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: 単行本
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読書記録55 核軍縮への新しい構想 湯川秀樹 朝永振一郎 豊田利幸 編 岩波書店 2019/08/31
読書記録54 新版報復でなく和解を 秋葉忠利 著 岩波現代文庫 2019/08/18
広島元市長の核廃絶、平和への発言、行動がこの1冊に凝縮されています。
広島元市長の核廃絶の確信が伝わる。
そして、国の不手際を批判する。
唯一の被爆国であるのに、核廃絶を言えない日本政府を激しく批判する。
素晴らしい本だ。
新版 報復ではなく和解を――ヒロシマから世界へ (岩波現代文庫)
- 作者: 秋葉忠利
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 文庫
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読書記録53 ヒロシマ・ノート 大江健三郎 著 岩波新書 2019/08/15
大江健三郎が1963年、広島に降り立ち、広島原爆について考えをめぐらした本です。
大江健三郎の怒りが凝縮されています。
読書記録52 国家悪 大熊信行 著 論創社 2019/08/11
な
様々な評論家、学者、作家などの論説や作品を検討し、分析し、国家とは何か、政治とは何か、愛国とは何かをつきつめて問う国家と人間の関係を探る評論集です。
読書記録 2019年7月読んだ本
7月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2523
ナイス数:18
ブラック企業、世にはばかる (光文社新書)の感想
転職支援コンサルタントが書いた日本企業の構造的問題をえぐる。 労働法的なことは書かれていないが、なぜ、多くの企業がブラック企業になっていくかが転職支援の体験から抽出して書いています。
読了日:07月28日 著者:蟹沢 孝夫
心が折れる職場 日経プレミアシリーズの感想
仕事ができる上司は部下の心を折ってしまう、など、各種ケースが書かれてある。 本書は、激烈な企業社会で生きる我々の必読書ともいえる。
読了日:07月26日 著者:見波 利幸
「うつ」からの社会復帰ガイド (岩波アクティブ新書)の感想
本書は、うつ病やうつ状態にかかり、休職中の生活、病気との付き合い方、そして復職までの社会復帰を導くよき本であることは間違いない。 しかし、本書のような社会復帰は現在の劣化した労働環境では、「理想」とすら言えるのである。会社側は復職した従業員を厄介な奴だとしか見ていないのである。そして、また、ストレスが起きてうつへ至ってしまう。 改善すべきは、会社側の精神構造と労働環境である。
読了日:07月26日 著者:
治す! うつ病、最新治療 ──薬づけからの脱却の感想
光トポグラフィーで可視化し、TMS治療、認知行動療法でうつを克服する利点を記述している。 かといって抗うつ薬を敵視もしていない。 比較的、バランスがある記述で、安心して読めます。
読了日:07月26日 著者:リーダーズノート編集部
NHKスペシャル ここまで来た! うつ病治療の感想
この本の「はじめに」の認識が間違いである。本書は、うつ病治療の対立をわかりやすく「心」と「脳」に設定し、「心の病気」という日本医療界が投薬多剤という被害を作っている、とファンタジーを語っている。 投薬は「心の病気」だからではない。「脳の病気」という認識だからではないか。 ちなみに、偏桃体をへんとう体と記述するのは、読者を馬鹿にしているとしか見えない。
読了日:07月26日 著者:NHK取材班
外務省に告ぐ (新潮文庫)の感想
以前から、私は佐藤優はマルクスも論じることができ、なおかつ、右寄りの主張もできるのかが、不思議だった。本書の「亡き母にとって沖縄と日本」を読み、私はその不思議がすっきりした。 そして、佐藤優は月間1000枚を原稿に書ける驚異的な持ち主だが、その才能も「亡き母にとって沖縄と日本」を読み、納得できた。それは琉球語にとっての「魂」を表す「マブイ」に関わることなのだ。
読了日:07月18日 著者:佐藤 優
緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」の感想
山本太郎の派手な選挙活動が取りざたされており、まるで庶民を代弁したかのような盛り上がりをネットで取りざたされていますが、山本太郎は感極まって「泣く」ような情緒不安定ではないかと疑う感情を持っていたり、「本気」というようなヤンキー煽り言葉を使用したり、とても品位があるとは私には感じられません。 枝野は「本気」というようなヤンキー煽り言葉を使わず、事実と理論で演説をします。 演説とは何かがわかる本です。
読了日:07月17日 著者:解説 上西 充子,解説 田中 信一郎
ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか (講談社現代新書)の感想
本書は、人間に希望を与える本と言ってよい。 なぜなら、ヒトの本性とは、協力行動をすることだ、ということだからだ。 ヒトの本性は「利他」なのだ。
読了日:07月13日 著者:川合 伸幸
元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[第2版]の感想
法律の読み方を「かつ」「又は」といったレベルから教える本です。 実務家向けです。
読了日:07月12日 著者:吉田 利宏
どうして英語が使えない?―「学校英語」につける薬 (ちくま学芸文庫)の感想
学校英語への容赦なき批判です。 受験参考書「でる単」「基礎英語公文700」を詳細に分析し、受験では使えても現実には使えない悲惨な本とみる。受験では使えても、現実には使えないということは受験英語が到達点である学校英語そのものが非現実であり、架空の人工言語だ、と批判する。 確かに学校で習った英語が息苦しくつまらなかったのは、「架空の人工英語」だったからでしょう。その英文、使うのか、という羅列と文法の規則を頭に詰め込み、さらに返り読みでまったく英語には興味を持てないどころか必要性を感じられなかった。
読了日:07月07日 著者:酒井 邦秀
読書メーター
読書記録51 ナビゲート!日本経済 脇田成 著 筑摩新書 2019/08/04
あ
本書でズバっと書いてある。
賃金を上げればマクロ経済はよくなる、と。
企業の内部留保ばかり増えることがマクロ経済的に良いことか、と。